しいぷ
@BinomialSheep
2026年7月14日
内在的多様性批判
久保明教
読み始めた
読み始めた。
とりあえず序論まで。
文化人類学史を辿りながら多様性について何かしらを語る本という理解。文化人類学は人間の多様性や普遍性について探究してきた学問であり、一般的な価値観に先んじて多様性が肯定されてきた(多様性の肯定が規範化されてきた)分野であるから、そこから何かを得るものがあるように思う。
ところで序論において、「規範としての多様性」が孕む矛盾の緩和として、Twitterのような場が紹介されている。いいね数の多寡や炎上によって「みんな」の基準が形成されていく様は、「所与の規範を押し付けられることなく、多様性を促進しながら相互モニタリングを通じて集合的にそれを抑制する場」(監査文化)として紹介されている。
言ってることは理解できるけど、法的に罪のない人間に対する私刑が蔓延するTwitterは、現代まで哲学を積み重ねて整理されてきた(民主主義的に変えることはできるもののある種所与の規範である)法治に対して、自由の面でも公平の面でも遥かに劣った倫理であり、そんな多様性は率直に言って悪いだろという気持ちもある。
まぁ読み進めていきましょう。