踊見 "ある修道士の自罪" 2026年7月14日

踊見
踊見
@sakune
2026年7月14日
ある修道士の自罪
第一部では精神病棟へ慰問することとなったペテロ修道士に宛てた手紙と前任者の日誌を読み、第二部では前任の2人の修道士が死んだ理由を探る。 物語の結末はあまりにも悲しくて、ペテロ修道士の今後を思うと切ない。 罪は許せないし、暴きたくて、暴かれたい。そんな気持ちが暴走した結果の惨劇で、一部を除いては罪自体は個々人の心のうちに秘めた、とても小さな惨劇であることが悲しい。 〜以下ネタバレあり〜 ひたすらに愛された女、リリィだけが愛のみを与えることができるけど、リリィの遺体はちっぽけな燃えた書物であり単体ではどうにもならない。それも悲しい。ひたすら悲しい。 それはそれとして途中までヒトコワ、不思議要素リリィと思って読んでいたので、本当に悪霊パレードがあったのはちょっと面白かった。エクソシストもいて大満足。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved