
おさだ
@dks_yo
2026年7月15日
地球の果ての温室で
カシワイ,
カン・バンファ,
キム・チョヨプ
読み終わった
『わたしたちが光の速さで進めないなら』が良かったので読んでみた。
前半は続きが気になるSFとして楽しみ、後半はジスとレイチェルの複雑でもどかしく、切なく美しい大きな感情を堪能。
まさか“AIココロ問題”要素もあるとは。
美しい文章がたくさんあったな。
ネタバレのない範囲で引用
↓
「青く光る塵がゆっくりと宙を舞っていた。わたしは、青い光で森を染めるその植物を見ながら、苦しみはいつも美しさと共に訪れるのだと思うようになった。あるいは、美しさがいつも苦しみを伴うのか。この村に生と死を同時にもたらしたこの植物は、わたしにそんな真実を教えてくれた。いずれにせよわたしはもう、目の前の美しい風景に手放しで感動できる人ではなくなりつつあった。」
「後悔と恋しさの入り混じる、けれど苦しみとは言いきれない、ある複雑な感情がそこにあった。とある一瞬が、人生に耐え抜く力を与え、生きる力を与え、同時に、切なさを生むのかもしれなかった。」

