maki
@makimaki
2026年7月15日

Y (角川文庫)
佐藤正午
読み終わった
よく考えられてるなーと当たり前の感想もちました。おもしろいと思う。
それよりも時代背景気になった。先日同年代の作家の小説読んでても思ったのだが、これ本当に一般人の暮らし?バブル弾けるまで、本当日本すごかったんですね。
普通のサラリーマンが、千葉に一軒家買って娘は私立で習い事して、不倫相手と渋谷のラブホ泊まれるって・・・。
別の同世代の作家は主人公は夫がちょっといい会社のサラリーマンの主婦だったが、出会いを求めてパートして、そこで見つけた若い男とグアム旅行。普段の服やら化粧品は銀座のデパートで買うってマジすか。
そしてやたらモテるし、イケイケどんどんってやつです。
この世代の人たちが「今の若い世代は〜うんぬんかんぬん」ていうのも納得した。こんな時代が追い風なら、船漕ぎまくるよね。今は五里霧中の時代。風はないし霧だらけで、恐ろしくて漕やしない。なんとか座礁しない場所確保して、チャポチャポするぐらいですよ。
もうミステリーというより、異世界ものにさか思えない。連絡つかなくてすれ違いまくるとかの設定も、異世界に行かないと体験できないよね、なかなか。