
プキ
@pooky
2026年7月15日
白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記
小野不由美
読み終わった
再読
十二国記は自分の運命や責任を他者に委ねない話であると思ってる。責任を手放さないことがその人をその人たらしめているとも言えるのかも。責任を任せてもらえないことから様々な心の行き違いが生まれ、トラブルが生まれた。分断は戻れないほど深くなってしまうこともある。
神仙が中心の話と思いきや、下層社会をこれでもかと描く。下層社会やアウトローの執拗とも言える描写からは、著者の強い意志が見える。
天が事実存在する世界において、宗教がどれほど重要か。その無数に出てくる宗派からも、生きる民の心の豊かさが垣間見える。
本当に大好きな物語。

