𝑟 "身から出た闇" 2026年1月22日

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@mefmjxu_
2026年1月22日
身から出た闇
5作(一部は特殊な形態)のホラー短編集と筆者である原浩氏と担当編集者とのそれらの作品を書くまでに至ったやり取りが描かれているモキュメンタリー。 短編はどれも日常に起こった不可解な出来事や現象を題材としており、ゆっくりとそして確実に恐怖が詰め寄ってくる感覚にゾワッとした時が何度かあった。ホラーと謳っているが気味の悪い話や後味の悪い話と言った方がしっくりくるかもしれない。…ここだけの話どちらかといえば筆者と担当編集者のやり取りの方が数倍怖かった(当社比)。 ただし、留意してほしい事が1つ。『らくがき』という短編の作中に東日本大震災を想起させる描写があるため、悲しい思いや辛い思いをされた方はこの本自体を読むのを控えるかこの短編だけ飛ばして読むことをおすすめする(飛ばして読むと著書と編集者のやり取りの怖さは半減するが精神的苦痛は起こらないと思う)。 『世にも奇妙な〜』が好きな方ならこの本を手に取って間違いないと思う。特に『828の1』はそれの色が濃く、不気味な雰囲気が好み且つ先が気になり読む手が止まらなかった。 モキュメンタリーとして楽しく読めたが、上記でも述べた震災について悲しんだ方も沢山いるのに扱ってしまうのか…と軽く引いてしまったのと結局不在になった担当者の身に何が起きたのか曖昧なまま終わってモヤモヤした。 角川ホラー文庫編集者の「誰かの望みに応えるために働いている」熱意がただ凄いとしか言えない。1番怖いのは菰田さん、貴方だよ…。
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