
はぐらうり
@hagurauri-books
2024年6月16日

いなくなくならなくならないで
向坂くじら
読み終わった
いてほしかったり、いてほしくなかったり、繰り返すのが友達だった、気がする。結局、いてくれて良かった、ことが多かった、気がする。後からわかることだけれど。
大事なところは明かされないので想像するのが楽しい。予想した展開になって少し残念に思う、というか「良かった」という感想にならないこともあるけれど、これは予想していた方向にいきそうで嫌だな、と思ったらいかないで驚く、を何度も繰り返す。いきそうなストーリーなのに。さすがの芥川賞候補。
裏切ってくれて良かった。

