
余白
@ruisui
2026年7月15日

ユダの窓
カーター・ディクスン,
高沢治
読み終わった
古典の法廷ミステリ。
私はディクスン・カーの作品を初めて読みました。
この弁護士HM卿は他にもシリーズがあるようです(これがシリーズ1作目でもありませんでした)。
婚約者の父親に挨拶のため、屋敷を訪問した青年が、薬入りのウイスキーを飲まされて、意識を失ってしまいます。次に気づいた時、部屋の扉は内側から鍵がかかっていて、窓もシャッターが降りていて、そして目の前には、婚約者の父親の死体が…。
ここで急に舞台は法廷に変わります。
最初は誰が誰?となって混乱しました。
当然のように被告人となった青年の弁護をするHM卿がこの話の主人公。
導入がすごいです。
最後に明かされる犯人は存在も忘れていたような人でした笑
この東京創元社文庫版には、北村薫さんを始めとする作家さん4人の対談があり、そちらもわちゃわちゃしてて面白かったです。と、言うか、彼らが引用する作品がどれもこれも知らない作品で内容が全然入ってこない…。「なんか読書家達が楽しそうに話してる…」って圧倒されました。みんなのカーの作品に対する愛だけは伝わりました。この対談の内容が少しでもわかるように、他のカー作品もどんどん読もうと思いました(対談で「つまらないものも多い」とありましたから人気なものだけつまみ喰い予定)。
対談には出てきませんでしたが、次は『皇帝のかぎ煙草入れ』を読む予定です(タイトル素敵)。








