夜井
@beginner_reading
1900年1月1日

怒り (上) (中公文庫)
吉田修一
読み終わった
面白かった。家族3人を殺して現場に「怒り」という文字を残した犯人が1年以上逃亡している。4視点くらいで交互に話が進んでいくので読み飽きない。漁港と沖縄の民宿と東京と警察、それぞれの視点に素性の知れない男or女が登場する。この素性の知れない人が周りの人と上手く溶け込んでいっているが少し怖い噂が立つことも…。泉があんなことに遭ってしまうことは那覇に遊びに行くというところで恐れていたことだったので、本当になってしまい残念だった。吉田修一さんの著書で『パレード』が好きでその感じがこの本にもあるので読んでいて楽しい。人が人生を進めていく、自分だけかもしれないが、心が楽になる。泉の那覇での出来事だけが良くなかった。

