
もぐ
@veranda_de
2026年7月15日
わざわざ書くほどのことだ
長瀬ほのか
読み終わった
何の気なしに書店で手に取り「葬式では泣け」を立ち読みしてそのまま購入
■葬式では泣け
父が亡くなったとき私はまだ幼く、悲しいと同時に何が何だか分からなくて泣いたり、ぽかん、としたりしていた。その際父の弟である叔父が、下品でしょうもないホラ話を沢山してくれて、おかげで父のお通夜と葬式の記憶では、拭いきれない喪失感とともに私の笑い声も残っている。
葬式では泣け というのは本当にごもっともでその通りだが、作者が明るくおだっていたことは、きっとその場で崩れ落ちそうだった誰かを救ったんじゃないかと思う。懐かしくてあたたかい気持ちになった。
■寿司おじん
シンプルに悔しい!と思った。面白すぎて。人生の節目に何かやらねば!と思って寿司を握りにいくなんて。「面白い」を掴むには行動しないと始まらないんだよな……なんてちょっとだけ自分を省みるなどした。
■不都合な記憶をなかったことにする天才
「でも、もし私の知らない私が他人の中で無数に、多彩に生きているのだとしたら、私の人生は、私が思っているよりずっと豊かなのかもしれない。他人を外付けハードディスクにして、自分だけ身軽に生きている」
実家で長いこと動物を飼っており、何匹か見送ったりもしているので関根の話も全部良かった。