
サカキ
@sakaki0825
2026年7月16日
夏帆
村上春樹
読み終わった
比喩表現や登場人物のキャラクターはらしさ全開で良かったし、村上春樹の女性視点で描かれる物語や親子関係も新鮮だった。
最後まで読み終えて、この物語の中で起こったことはすべて現実ではなかった、と捉えることもできるかなと思った。ただ、夏帆とその周りの人々に起こった結果を見ると、その原因が現実にあったのか、そうでなかったのかは、それほど重要なことでないのだなと感じる。
「我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じるということだ」
ノンデリカシーでプライドの高さが窺える佐原だけど、彼なりの誠実さみたいなものもあって嫌いになれないキャラクターだった。あと、"オフビートな守護天使"は何度も口に出して言いたくなる。





