一般文系学生 "君が手にするはずだった黄金に..." 2026年7月16日

君が手にするはずだった黄金について
小川哲自身が「僕」として語る短編集。 超頭が良くて、面白い経験をしてる、話の上手い最高の友人からサシで話を聞いてるみたいな感じ。 小川哲本人が「小説は作者と読者のコミュニケーション」って言ってたし、そういうことなんだろう。 就活と小説、無意識に記憶から消えた“平凡な”一日のこと、詐欺師と小説家に共通する「虚構を売っている」ということ… 僕らは虚構の中に生きてるし、正直どこからが真実で虚構なのかわからない。たとえば自分の持っている夢だって、「自分は夢のために生きている」と自分の存在を正当化するために信じている虚構かもしれない。 小川哲自身が語り手なのも、そういう虚構と現実の境目を曖昧にして、僕らを引き寄せるためだ。それこそサシで語られているみたいに。
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