
まりこりま
@mariko-reads
2026年7月16日
国宝 上 青春篇
吉田修一
読み終わった
映画を観て小説を読了。
映画を見て「あれはどうなった?」「これはどうして?」の疑問が解けて、一気読みした。
振り返ると、俊介と喜久雄の関係性はもちろんだけど、マツの描写は食い入るように読んだ。徳次が出てる時の何が起こるかわからないソワソワ感も得れた。どうしても長崎の家族が気になっていたから、伏線回収してくれた、という感じ。
「歌舞伎には演出家がいない。だからそれぞれが自分なりに完成させた役を見せ合う」
「女形は男が女を真似るのではなく、男が一旦女に化けて、その女をも脱ぎ去った後に残る状態」
この言葉を知り、映画よりもより深く、より鮮明に歌舞伎たるものを知れた気がする。