国宝 上 青春篇

521件の記録
- ののの@children-nnn2025年10月19日読み終わった徳次かなり好き。 えーーーあのセリフ言わないの??? そのセリフそこで言っちゃうの!? という感想。 小説もかなり面白いし、ページ数以上にボリューミーだけど、映画がかなりよくまとまっていて、脚本家と監督がすごいな〜と思った。
- 美甘樹々@jujuMikamo2025年10月13日読み終わった@ 自宅実は吉田修一を読むのは初めて。人気があり、何度も新聞連載をしている作家だけあって、とても読みやすくおもしろい。映画化されるにあたってちょこちょこ変更されている部分があるようだが、映画は半二郎と半弥の関係性を際立たせるためにあえてそうしたのだろうなと分かる。 しばらく読書、特に小説から遠ざかっていたけれど、久しぶりに読むのを再開したらすごくおもしろい。下巻も楽しみだなあ。
- はな@j-hana2025年10月12日読み終わった思ったよりこの小説を読むエンジンがかかるまでに時間がかかって、ちびちび読んでいた。 映画とは異なる部分も多々あり、より詳細に出来事や人物の感情を受け止めることができる小説は小説でとても面白い。 実力も必要な要素ではあるだろうけれど、血筋で生きられたり生きられなかったりする世界はやるせないな思ってしまうなぁ。 下巻も楽しみ。
- クリップ📎@clipper522025年10月4日気になる買ったこの間、長女が映画を観てきた。 思っていた以上に良かったらしくて、近々リピートするつもりだとか。 そこでふと、まったく本を読まない長女にプレゼントするために買ってみた。国宝の上下巻。 果たして長女は読破できるのか、、、。
- um@__um__g2025年10月3日読み終わった映画を観たいと思いつつ、なかなかタイミングが掴めないまま数ヶ月…。 * 歌舞伎に魅了され、翻弄される喜久雄。俊介と共に芸を磨いた青春時代は眩しいくらいだ。 血筋よりも芸で選ばれた喜久雄、血筋がありながらも選ばれなかった俊介。その後双方が苦労しながらも互いに芸の道を歩み十年…。白虎亡き後後ろ盾を失った喜久雄がどうしてこんな仕打ちを受けるのか…やはり血なのか…と苦しくなる。何より復帰後万菊の舞台で大抜擢される俊介と、いつまでも丹波屋を背負ってきた喜久雄との落差は、読んでるこちらもなんで…どうして…と言いたくなった。 ここから這い上がる喜久雄が気になる。。
- 𝕨𝕠𝕟𝕥𝕠𝕟@_ippaieating2025年9月28日読み終わった映画で削られていた詳細や、そのシーンに至るまでの流れを知ることができてスッキリ。 映画では喜久雄=孤高の天才という印象だったので、徳ちゃんという存在がいてくれたことが個人的に嬉しかった。 あとTwitterで話題のシーン、喜久雄の心情とともに読めてよかった。 こんなに重い話なのにどこかユーモアを含んだ語り口調が癖になって、早く最後まで読みたい気持ち…!!
- ルーカス@m_rukas_542025年9月27日読み終わった映画を観て、もっと詳しい背景が知りたくなったので原作を読んでみた。 映画ではなかなか伝わりづらかった喜久雄の人に対しての義理や人情、徳ちゃんの喜久雄への一貫した忠誠心などが描かれていて、より理解が深まって面白い。 歌舞伎初心者のため、最初に映画を観て映像でイメージをつかむ→原作を読んで「こういう事だったのか!」と理解できる、という流れがすごくよかった。 さっそく下巻を読んでいる。 余談ですが、さらば青春の光のYouTubeで、映画「国宝」を3人で分割鑑賞して足りない部分を補ったらみんなで号泣できるのか?という企画をやっているのだが、これが本当に面白い。1時間超えの長尺だが、面白すぎて2回観た。
- まく@maku2025年9月18日読み終わった歌舞伎の世界に夢中になる喜久雄の姿が眩しい。歌舞伎が好きという気持ちは誰にも負けないのに蔑ろにされる悔しさに共感して胸が苦しい。 「結局この世界、血ぃやんか」という徳次の言葉が全てを言い表している。 喜久雄、這い上がれ!と応援しながら読んだ。
- 読書のあれこれ@hana-08312025年9月18日読み終わった白虎が亡くなったあとこんなに大変だったとは… 映画三時間に凝縮するのは大変だっただろうな。 シーンを思い出しながら映画には無いシーンをまた自分で重ねながら また映画観たくなる。 徳次が良い!でも映画に登場させたらとても三時間では収まらない。 下巻も楽しみ!
- しおり@Kaffee58882025年9月14日読み終わったこれが”青春”編…???? 重すぎませんか…?? 映画では抜けがあったりする部分があって気になったので手に取ってみた。読んでみれば驚き、確かに映画の大きな流れは変わらないにしろ、登場人物の細かな気持ちや積み重ねた日常などがよく書かれてあってなんだか見え方が変わった気がする。とは言え、この量をあれだけ綺麗に纏めてある映画は凄い、の一言。 一個の山と木、という例えの話が刺さった。家柄がしっかりしていて精神的にも物理的にも後ろ盾がある俊ぼんとそれがないきくちゃんでは振る舞いも心の動き方も違ってくるものだろう。初めて、白虎の代わりに立った舞台の時「血が欲しい」と言ったきくちゃんの気持ちは変わらないものだろうし。この作品のひとりひとりの立場に立っていくと、難しいものがあり、考えさせられる。 映画では居なかった徳ちゃんの存在、かなり大きいなという印象。確かに映画で徳ちゃんの話すると、入りきらないから仕方ないにしろ、精神的な安寧をずっと支えてきてくれたのは徳ちゃんじゃないかな?と思う。でも居たら居たで多分あそこまで「孤独」だとかを表現できないだろうな〜とも。と考えるとやはり映画の纏め方は天才だなぁ……
- じゃむこ@jampara2025年9月13日買った読み終わった映画はまだ見てないので、小説から。 初めは読み慣れない語りの地の文で始まるので、読み切れるか…?と心配したが、気にならなくなってきて面白く読めた。
- 文@fumi_hondana2025年9月13日気になる読みたい映画見ました! 欲しいけれど、あげることの出来ないものを互いに欲している作品だという印象です。 家柄と天性の才能、どちらも希われたとしても、与えることはできない。欲しいはずのものが手に入れられないことへの複雑な想いと、共に舞台を志した過去があるからこそ生じた透明よりも綺麗なはずだった高いところ。心のせめぎ合いが泥くさいままで描かれているのが本当に良かった。 ただ2人で、ずっと憧れてきた舞台に立ちたいだけのはずなのに、役も勲章も手にすることができるのは1人だけ。 1人しか得ることの出来ないものだからこそ、存在するドラマも多々ある。犠牲にするものは数知れない。何もかもを失ってなお舞台に立ちたい、そんな想いが劇場いっぱいに響いているみたいだった。
- 1neko.@ichineko112025年9月13日読み終わった映画を観てからの読書 小説では「徳ちゃん」が活躍している。 「徳ちゃん」のスピンオフ版も観てみたい気もするが、そういうのは、うまくいかないような気もする(のはなぜだろうか)。 「山である自覚、気概があれば、一本の木を馬鹿にされたくらいでは、悔しくならない」(p.341)のあたりのくだりが、印象に残った(もっと他にあるでしょうに)。 「下」も楽しみー、読も読も
- モール@myyp2025年9月10日読み終わったどシリアスな話かと思ったら、シリアスな内容を横道世之介のような筆致でコミカルさも込めて描く感じだった。俊ぼん再登場まで。 映画鑑賞後追記 俊ぼんが四国の劇場で発見されるところが自分としてはハイライトだったので、映画ではカットされていて残念だった。
- 小豆@ppp2025年9月5日読み終わったKindle映画を観てからの一気読み。映画は、監督が『さらば、わが愛/覇王別姫』をのような映画をいつか撮りたかったと公言していたのを下地に観たので、擬き、昇華の仕方にそうきたか〜すごい〜!!的な感動があった。 原作は、語り口調が軽快でスラスラ読めた。(天からみている芸事の神様か悪魔か。)そしてサラッとしている中に、映画ではあえて削られていた細かな一人一人の心理描写、絡み合う人間模様に胸を打たれた。 原作、映画、それぞれの表現の仕方が別様で美しい。
- HIM@2416@HIM24162025年8月30日買った読み終わった読了。 話題の本。すごい。惹きつけられる。 まるで舞台を見ているかのような、それでいて1人の人間の裏の裏までを観察しているような 下巻ではどうなるのか… 気になる!
- お勧め本は即買い娘@Reads_LH2025年8月29日読み終わった先週映画を観たのですが、話の中で語られなかった空白の時間を埋めたくて購入した本。 映画を観た人にこそ読んでほしい一冊。 映画でも感じた人間臭さとか芯の強さとか芸術家と一般人の埋めることのできない価値観の違いとか、綺麗なだけではない、ぐちゃぐちゃだけど美しい話。
- もなか。@m0naka02025年8月29日読み終わった図書館で借りた本が落ち着いて ようやく読めた国宝。 映画のシーンを思い出しながら ゆっくりじっくり堪能しました。 個人的な意見だけど、映画→原作→映画の 順番が超絶おすすめ。 このまま下巻読み始めます。
- sazana@underthesea2025年8月28日読み終わった映画だけでは見えづらかった人物の思いがありありと伝わる 映画で1番好きだった血を飲みたいと言うシーンにも心情の表現があってより心に刺さった
- 丸ボーロ@marubouro2025年8月28日読み終わった映画見てからの原作。 映画でちょっと曖昧だった部分がクリアに。 そしてもちろん、描ききれなかったそれぞれの心情だったり背景だったり。 面白い!引き続き下巻も。
- 閑@himait0ma2025年8月26日読み終わった万博行列のお供に。映画で削ぎ落とされた諸々が見えてさらに奥深く楽しめたことはもちろん、逆に映画ではカメラワークでクローズアップされていたけれど文字ではさらっと描かれていた場面もあって、メディアミックスのこういうところが好き!ってところが詰まってた!下巻も楽しみ。
- みやこ@mii_252025年8月24日読み終わった映画見てないけど取り敢えず購入 舞台人のプロ意識の描写、生々しい感情の表現がリアルすぎてゾクゾク 血筋とか遺伝とか、自分の努力では変わらないことについて考えた
- ぐ@busy-lake2025年8月21日まだ読んでるaudibleまだ途中だけど、 ここまでに、女に欠点がないところが、深みを欠いていて残念。 て思ったけど、登場人物みんな欠点らしい欠点ないな。 みんな結局真面目でいい奴。情けない人なんかいない。 ダメなことしててもなんかフォロー入る。 そんなところが令和っぽい。 映画は話が駆け足だと聞いたので小説から手を出すことにしたけど、 小説も駆け足です。 特に苦悩もなくはないけど掘り下げないし、 関係性の深まりも描かれない。 物語に意外性とかないから、 たぶんそんなところ今更掘り下げられても、 そんなこといいから歌舞伎の世界描かんかい!ってなると思う、 これはこういう落とし所なのだと。 すごーい!ってなる部分は歌舞伎そのものなんだろうな、 映画だけ見とけばよかったのかも。 っていう感想を、結末がひっくり返してくれることを期待する。
- いちごちゃぶ@ichigonino2025年8月21日読み終わった⭐️⭐️⭐️ 上巻やっと読み終わった…。 歌舞伎はやっぱり血なのかなぁ。今と違って昔はもっとそういうところあっただろうな…。 ここから這い上がるんだよって、今の推しの状況と少し重ねてしまった🥺
- 歩@takeastroll2025年8月19日読み終わった読むまで時間かかりすぎい 演目のこと詳しく知れるわいなくなった俊介がなにしてたかも知れるわ、それに主要人物みんな義理深い、あの3時間の映画ですらあくまで一部を切り取ったに過ぎないんだなというか、それもそうか人の一生だもの。 噂に聞いてたけど徳次おまえ、、!ってなりながら読んだ。すごいキーパーソンなのに上手いことその役割をほかにあてがってつくられていたなあ。早く後編読んでまた観に行きたい。
- ナナ@nana2025年8月18日読み終わった映画の予習と全面帯に惹かれてお迎えしました 展開がすごすぎて、なかなか心がついていけなくて読むのに結構時間かかりました😔 苦しくて切なくて、それでも歌舞伎が好きな喜久雄が眩しくてたまらない。 台湾も国宝の上映が決まりましたのでとても嬉しい♪下巻、映画を楽しみながら読みます...!
- 明乃@akeno_yue1y2025年8月15日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台先月、映画を見た熱量のまま手に取り、ようやく読了。小説にしかない場面や表現が味わい深い。下巻を読み終えたら又、映画を見に行きたいが、その頃にまだ上映していればいいな……。 久々のフヅクエさんにて。モヒート美味しかった。
- 文音こずむ@ayanekozumu2025年8月13日読み終わった国宝って吉田さんだったのか!これは本が苦手な人にもぜひ読んで欲しい。吉田さんの本はとても読みやすい。本ではなく目の前でずーっとフィルム映画を見ている感覚 先に映画を見たけど、本との差にワクワクしている。まだ半分だけど、映画はよくこの本を纏めたと思うし、本の中の登場人物は生きてる
- lemongrab@lemongrab2025年8月11日映画をみたことある本はスラスラ読めるからいい。徳次が良いやつすぎる。映画には描かれてないけど、菊ちゃんの周りには彼を支えている人がいるのだな。語り部口調は読みやすかった。
- あんず@anzuzuzuu2025年8月11日読み終わった@ 自宅ようやく上巻読み終え。面白すぎる。ページを捲る手が止まらない。映画だと早々に出番が終わった徳次がずっと出てくる。映画だと死んだのか??と思ってたから生きててなんだか安心した笑
- 読書のあれこれ@hana-08312025年8月10日買った@ 文真堂書店ゲオ一の宮店映画観たらやっぱり早めに読みたくなりわざわざ買いに。 映画の表紙は迷ったけど違うバージョンに。 積読が増え続ける、私の図書館が増え続ける。
- こよみ@Candy_Noisily2025年8月9日読み終わった任侠物あんまり読まないから最初戸惑ったけど、めちゃくちゃ面白い… 上巻は後半ずっと辛くて、下巻でどうなるんだろう?って気になる。 また喜久雄と俊介が同じ舞台に立ってほしい…!
- 図書委員の歩き方@numo_book2025年8月7日読み終わった【⚠️以下、ネタバレを含む可能性あり】 映画では描かれていない、ヤクザ時代の母との物語や正月の立花家のお祝いの場で一緒に歌舞伎を演じた徳次との物語、東京に出てきてからのお相撲さんや女優さんとの出会い等々… 映画には直接的には描かれていない場面を小説で知ることができた。 俊介と喜久雄の生き方も丁寧に描かれている。 今日、帰りに下巻を買ってこなくては!!
- こよみ@Candy_Noisily2025年8月7日読んでる半分くらい読み終わった! 上下巻読み終わったら映画観たいなぁ 読みたい本ありすぎるのに、本を読む余裕がない…今は寝る前にちょこちょこ読み進めてる。
- 図書委員の歩き方@numo_book2025年8月5日読み始めた一度本屋さんで手に取ったが、内容が難しそうで映画を見てから読むか考えようと。 映画をみて、久しぶりに素晴らしいものをみてもう一度読み進めてみると話がするすると入ってきました。 映画では描かれていない部分を拾いながら読み進めていくのが面白い。
- 牛脂キャンディちゃん@cham04102025年8月5日読み終わった語り口が馴染みないので最初身構えてしまった。が、映画を観た後だったのですんなり入れた。入っちゃえばもう止まらない。映画がものすごく良かったんだけど、原作もまた…すごい!!し、徳ちゃん……!!さっそく下を読み出す。
- 夕風@yu_kaze19972025年8月4日読み終わったaudible青春篇の通常版を聴き終えた。通常版と特別音声版があることに途中で気づき、どうしようと思ったけれど、とにかく物語の続きが気になるので花道篇に進みます。
- かなむに@kanamuni_10212025年8月2日買った@ 紀伊國屋書店 浦和パルコ店映画を観て。特製カバー、上下が分かりずらいよ!映画では女性の描き方が物足りなかったので、原作でどうなっているか。
- かぱす@kappas2025年7月27日読み終わったオーディブルにて聴き終わり。 映画をずっと観たくて、予約すれば体調を崩し、再度予約すれば急用が入りで観に行けず。 それならば、とオーディブルで聴き始めた。 尾上菊之助さんの語りが本当に素晴らしく、声を聞くだけで誰の台詞かわかる、伝わる。 私は字を読んだ方が頭に入るから、とオーディブルはなんとなく敬遠していたけれど、こんなに素晴らしい体験をできるとは思っていなかった。 びっくりしています。 文体と尾上菊之助さんの語りが素晴らしく合っている。 坊ちゃんとしゅんぼんの人生が私の耳から身体にじわじわと沁みて、日常生活の間も忘れられない、中毒みたい。 そして私は、映画を観たい・本で読みたい想いも募らせている。
- oto@sakana__books2025年7月25日読み終わった軽快な語り口は落語や講談を聞いているようで、グッと引き込まれた。 まだ幼い喜久雄と俊介が踊る「二人道成寺」さぞかし美しいんだろうな…(歌舞伎の舞台を見たことがないのでぼんやりとしか想像できないのが悔やまれる) 喜久雄の報われなさに絶望しながら読み進んだ「青春編」 『国宝』は数年前に知人からお薦めしてもらっていたけど、歌舞伎かあ…となかなか手が伸びなかった作品。 でも実際に読んでみたら歌舞伎を知らなくても楽しめる(知っていたらなお面白いと思うけど)し、これを機に日本の伝統芸能に触れてみたくなった。
- おかん@okan2025年7月21日読み終わったやっと読了 濃厚なストーリー。 映画と結構違う。 でも映画と同じで苦しい時間は長い。ここから這い上がるのがとても楽しみ、辛いけど待ち遠しい 下をこれから買いに行く
- 水@en_sui_2025年7月20日読み始めた映画を観て気になって読み始めた。はじめは文体にえっ?となるがとにかくストーリーが面白いのでどんどん読み進められる まだ序盤だからこれから印象が変わるのかもしれないけど、映画版と違って喜久雄が結構チャラついている 俊介も映画版以上に抜けてるボンボンとして描写されている 実写との違いを楽しみながら読もうと思います
- ゆぴ。小説しか勝たん@milkprincess172025年7月19日小説ちょっと待ってくれよーーー。映画もめちゃくちゃ面白かったけど、小説がそのまんまの雰囲気でびっくりした。「あ、さてさて〜」という感じの軽快な語り口に耳を傾け、大きな舞台を眺めているような気分。映画以上にそれぞれの人物の心情や背景の描写が丁寧で、それぞれの人生が錯綜するのが楽しめる。あぁ、あの人はこんなことを考えていたのだ。主人公が表にいたとき、彼はこんなことをしていたのだ、というのが補足され、どのキャラクターをも愛しく感じる。しかし、映画であのキャラの存在を完全抹消しているのにはびっくりした。ねぇ、喜久ちゃんあなたひとりじゃなかったのね…よかったよ…
- さくさくぱんだ@sakupan2025年7月17日買った読み終わった感想@ 自宅映画を観て余韻に浸りたく原作も読んでみた。吉田修一さんは毎回映像から入っていて、悪人は学生時代に買った数少ない小説のひとつ。横道世之介も大好きな作品で、続編もぜーんぶ読んだ。 「国宝」は映画ではカットされてるエピソードがかなりあって楽しめた。この長編を映画におさめる(といっても3時間!)にはしょうがないけど、徳次がなかなか重要人物で笑った。ペルシャ絨毯、お前の台詞かい! 喋り口が軽快で映画よりも軽く感じる。常に第三者視点だからかな。作品の雰囲気の受け取り方もだいぶ違う。 下巻もたのしみ!
- 🐳💫@4681220pla2025年7月15日読み終わった映画がとってもとってもとっても良かったので、もっと国宝を浴びたくなって原作を履修。 映画にあたって編集されていた設定とかエピソードとかを沢山知れておもしろい〜!と同時に映画の編集の上手さに気付く。トリミングが上手すぎるな…? 「俊ぼんの血ぃコップに入れてガブガブ飲みたいわ。」のシーン、映画だと「守ってくれる血が俺には無いねん」と喜久雄のセリフが続き、原作だと「自分の体の中に流れているはずの、その丹波屋の血が、まるで水のように透明で、なんとも味気ないものに感じられるのでございます。」という地の文が続くわけなんですよ。別角度から抉ってくる。心痛。
- cの本棚@chiirice2025年7月11日読み始めた借りてきた原作見てから映画…!と思っていたものの、気になりすぎて…映画を先に見てから小説読み始めました🙋🏻 同じ作品だけど、別の世界線の物語みたいですっごくおもしろい。映画の映像のイメージもあるから、頭に場面が入りやすくてスルスル読めちゃうなあ
- tsukasakitajima@tsukasakitajima2025年7月7日読みたい映画観ました。映像で表現されたシーンが言葉でどのように表現されていたのかを小説読んで確かめたい。あと映画ではあまり描かれなかった(小説でも描かれていないのかもしれないが)、藤駒と綾乃親子、万菊の物語にも期待。
- まと@maatoo0_zzz2025年7月7日読み終わった俊介が歌舞伎界に戻って『血の力』を見せつけられ、複雑な心境になる喜久雄...映画でも観た場面だが、文章になると描写が繊細で重みが増す。 相変わらず、しんどい気持ちを抱えたまま下巻へ。
- いぬを@_____on7222025年7月5日読み終わった@ 電車上、読了。 任侠のドス黒さに似合わない麗しさを持つ喜久雄と関西歌舞伎のスタアの息子俊介。 生まれた環境が異なる二人が切磋琢磨して稽古に明け暮れる場面が好きです。 続きが気になります。
- keyem4251@keyem42512025年7月5日読み終わった順調かと思いきや続きが気になるところで終わった。 うまく進んでいたのは期間として意外と短い。 父の真相を知る人がいないが、そこはどうなるんだろう。
- わらびもち@CitrusRetic_92025年7月4日読み終わった映画とはかなり別物。映画も素晴らしかったが、小説もこれはこれで面白い。 映画での名台詞が、また別のシーンで使われていて、「なるほど原作ではここで出てくるのか」という答え合わせも面白かった。 市駒、綾乃、徳次との縁側でのシーンは、「もしかしたら喜久雄にもこんな穏やかな生活があったのかもしれない」というifを見ているようで胸がキュッとなった。
- 海老塩@ebi_salt2025年7月3日読み終わった心に残る一節読書日記映画を観に行った後、何かすごいものを見てしまった、魂を持っていかれてしまったという様な深い余韻と共にしばらく立ち尽くしてしまった...。3時間、あの濃い狂気の様なものに焼かれて、放心状態にならない方が難しいのではと思ったくらいだ。 その足で買いに行った国宝の原作。 上下巻、一気に読み終えてしまった。 語り口調で進む物語。不思議と読みやすく、この世界にするりするりと入り込まされる。 映画を観た後だったので、映像化されている部分はもちろん、映像化されていない部分まで登場人物や舞台が鮮明に想像でき、贅沢な読書体験になった。 映画ではあまり分からなかった喜久雄達を支える人々の細やかな描写が良かった。 映画と原作ではラストの描かれ方が異なり、それを楽しめたのも貴重な体験になった。 喜久雄の言う「はい」という言葉に、あんなにも鳥肌が立つシーンがあるなんて思ってなかった。映画ではあまり登場しない徳次が原作には沢山描かれていて、喜久雄に徳次のような存在が居て良かったと心から思った。 映画に徳次が原作の様に出てきていたら、喜久雄はもっと違う描かれ方になっていたのかもしれない。そう思うくらいに、原作では徳次の存在が大きい。
- 閑@himait0ma2025年6月30日気になる読みたい映画館で観てきた!前評判入れずに気になった勢いで来たけど、月曜昼間でも大盛況でびっくり。映画館で歌舞伎みるってどうなるもんかと思ってたけど、映画館で観てよかったタイプの映画やった〜…青春パートだいすきやったから上巻たのしみ
- BLACk(へい)@Mellow29792025年6月29日読み終わった各章ちゃんと盛り上げるところを作っているのに、ちゃんと章が繋がっていて、尚且つ全体としても盛り上げるという精密な織物のようなことが小説で可能なのかと驚いた。また下巻があるのか
- 🌦️@restgoogoo2025年6月29日読みたい映画観てきた〜!メディアをさきに観て原作を買おうと思ったのは久々…画面美ならではの良さが大きく際立っていたけど、演出と脚本も息がぴったりでほんとに良かった。もっと知りたい・補完したいの気持ち。慌てて本屋さんに駆け込んだものの売り切れてた、みんな同じだ〜
- Y_KATSUKI@k2_44162025年6月26日読み終わった映画から原作へ。徳次、お前そんな重要な役だったのか。 〈まだ海のものとも山のものとも分からないが、どうもその子には生来の役者の資質があるように思えるということからでございます〉
- stern@ch3rry_luv2025年6月25日読み終わった映画だと喜久雄は本当にただただ芸に執着していて、自ら独りになっていっていた印象だった。でも小説では徳次やマツのことを大事に思っていて、さらには市駒や綾乃のことも気にかけていて、喜久雄の優しさに触れられた気がした。 喜久雄が地方巡業だけでなく、映画にも出演することで少しでも歌舞伎に出演したいという強い思いで酷い仕打ちを受け続けても投げ出さずにいたのは、絶対的な味方がいるという安心があったからではないか。 でもやっぱり、父親であり師匠だと思っていた白虎の最期に俊介の名前を叫ばれた喜久雄は心締め付けられる。1番認めてもらいたかった人に見てもらえなかったのは辛い。
- おでんち@odenchi2025年6月24日読み終わったいやぁ前半終了しましたよ。 目まぐるしく場面が変わっていくけど丁寧に説明がされるので置いていかれることはないし、語りが少し引いた目で落ち着いているので世界に入り込みやすいですね。 本意ではなかったと思うが先代に請われて脈々と受け継がれる血のしがらみを破って屋号を継いだのに、降りかかる不幸の数々に、もうやめたげて〜!って思っちゃった😅 映画撮影のシーンなんて理不尽すぎて泣いたわ! 鶴若憎し!🤣
- ホ@miyuki-7852025年6月24日かつて読んだ歌舞伎も文楽も能も好きだけど、歌舞伎は芸能以上に、人間関係、おイエのゴタゴタを売りにして、観客のお楽しみになっている。下世話だけど、人間の本質。私たちってこんなもんですよねと思わせながら、とてつもなく美しい世界を見せてくれる。そのすべてを描いた作品。映画観たいな〜
- 雨時雨@aco_tomato2025年6月22日読み終わった上巻だけでこの内容の濃さと熱量なのに驚いた。 久しぶりに、ページを捲りたいけど、一語一句しっかりと掬い取りたいというジレンマに陥った。 下巻が楽しみ。
- ミモザ@mimosa2025年6月22日読み終わった先に映画を見たせいもあるけど元々作品自体がだいぶ映画的なんだな、と思ったりしている。小説のセリフって音で聞くとちょっと癖があってわざとらしくなりやすいけれど、採用されたシーンは映画にされることを前提としたみたいに違和感なくぱしっとはまっていたし、でも逆に小説としては写実的というかさらっと流れていくので少し物足りなさも感じる。映画の脚本は中盤からだいぶ手が加えられていて、上巻を読んだ限りでは東と西の歌舞伎界の違いのようなものがもう少し描かれていても良かったのかなと思う。あとは固有名詞が多いのは当時の風俗を記録したいという作者の思いもあるのかなと感じたりもしたので、そのあたりがふわふわだったのはもったいないかもしれなかった。下巻に向けては存在をほぼ消されていた辻村との確執が気になる(2025年6月分2冊目)
- おでんち@odenchi2025年6月20日読み始めた映画はまだ見てないけど、気になってて。 ホンモノの声(朗読が尾上菊之助)で聴きたくてAudibleで。 まだまだ序盤なのに惹き込まれている。 なんだろ、これは昭和元禄落語心中に似ている。 芸事に生きる人のスペクタクルな人生。
- きき@hoo_shyahng2025年6月17日映画の熱が冷めないので原作もよむ。 歌舞伎に明るくないどころか真っ暗なので、(写楽が描くような人達がよぉ〜っ!と言う、ぐらいの認識)映画が先で良かったとおもう。そうでなければ、歌舞伎の“美しさ”がわからないままで、単なる人間劇としか読めなかったはず。 小説ではより喜久雄の歌舞伎に対する真っ直ぐなきもちを感じたが故に正当に扱われないことが辛かった。映画は歌舞伎にしか居場所がないからこそ、逃げ出せもしない息苦しさを感じていたので、苦しいのは変わりないがまた抱く感情が違かった。どちらにしてもしんどいです。 興味をもった演目もあったからみてみたい。そして何より実際に歌舞伎座に足を運びたい。映画ももう一度は観にいきたい。この勢いで後半もよむ。
- anko@books_anko2025年6月11日読み終わったヤクザの家に生まれた喜久雄。親を亡くし、歌舞伎役者・花井半二郎に拾われて大阪へ。半二郎の一人息子、俊介と共に芸の道を歩みだす。この先がどうなるのか気になってしまい、夜更しして寝不足になった。これはすごい小説だ。
- yuriko@yuriefaa2025年6月7日読み終わった@ foto面白い。 映画も好評みたいで、再来週観に行く予定なのですごく楽しみ。 徳ちゃんのキャスト発表がないけど誰がやるんだろう。 美容室でのヘアカラー中という非常に捗るはずの時間なのに、買ったはずの下巻が家になくて持ってこれなかったので一時休止。くやしい。どこいっちゃったんだ
- ゆりたん@yuritanyogini2025年5月24日読み終わった図書館本映画に備えて再再読。やはりうまいなあ、あっというまに読み終わる。 徳次は誰が演じるんだろう、かなり重要なキーパーソンなのに発表されていなくて気になっている。
- ちこたん@chicotan_chicolate2025年5月18日読み終わった借りてきた@ 自宅独特な語りに読み始めだけ驚くが、語りに慣れればページをめくる手が止まらない。 任侠の世界から歌舞伎の世界へ、芸の才能を武器に生き抜く主人公の一代記。時代設定はリアルなので現実かと勘違いしてしまうことが時々ある。
- たわわ@tawawa12292025年5月2日買った読み終わった昨日と今日で一気に読んだ。ひさしぶりの長編。徳次が脳内でいつの間にかバッテリィズのエースに置き換わっていた。マツ、幸子と、この世界を支える女将さんたちがすごく魅力的。映画も楽しみ。
- らこ@rakosuki2025年3月28日読み終わった映画が観たいので、その前に原作に挑戦。歌舞伎のことは全然詳しくないから楽しめるか不安だったが、夢中になって読んでしまった。 極道の息子が歌舞伎役者の部屋子になり、芸を極め、人間国宝にまで上りつめるいう大胆なストーリー。もう映画のキャストが発表になっているので、主人公の喜久雄は吉沢亮、幼馴染でありライバルでもある俊介は横浜流星のイメージで読んだ。 本当に一つの舞台を見たかのような読後感。この小説がきっかけで歌舞伎をもっと知りたいと思うようになり、実際に先日観劇してきた。歌舞伎の理解が深まれば、この作品ももっと違う読み方ができるかもしれない。またしばらくしてから読んでみたい。