白い鳥 "天幕のジャードゥーガル 5" 2026年7月16日

白い鳥
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@whitebird
2026年7月16日
天幕のジャードゥーガル 5
映画『ハンナ・アーレント』で、アイヒマンは自分で善悪を考えず、命令に従った人物として描かれる。 それを見て、漫画『天幕のジャードゥーガル』5巻のアルグンを思い出した。どん底に落ちた彼に、ドレゲネは「私の指示だけで動けばよい。何も考えなくてよい」と告げる。その言葉で、アルグンは生きる方向を得たように見えた。 考えなくてよいという言葉は、弱った人を救うこともある。でも、そのまま自分の判断まで手放してしまえば、人は命令で動く人形にもなってしまう。 アイヒマンも、自分の心を閉じ込めることで、残酷な行為に耐えたのだろうか。心がないことより、心を使わなくても動けてしまうことの方が怖い。
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