
アネモネ
@anemone
2026年7月15日
恐るべきこどもたち
ジャン・コクトー,
村松潔
読み終わった
エリザベートとポールは、双子用の揺りかごで揺られるように暮らしていた。愛し合いながら苦しめ合うふたりの部屋へ、ジェラートとアガートが加わり、世界は変質してゆく。純粋すぎるエリザベートが選んだ結末は?
大人の倫理が通用しない、子供特有の残酷さと純粋さがリアルに描かれている。周囲の人間を巻き込み、破滅へと導くエリザベートのキャラクターは強烈だ。
詩的で幻想的なレトリックによる美しい文章も印象的。1929年、フランスの作品。1950年にジャン=ピエール・メルヴィルによって映画化もされている。


