"荒地の家族" 2026年7月16日

彩
@aya_toto
2026年7月16日
荒地の家族
荒地の家族
佐藤厚志
芥川賞受賞作品。 これは再読なのですが、やっぱり凄かった〜。 私は一応、東日本大震災の被災地と呼ばれるところに住んでるんだけど、 これを被災地のひとたちに納得させる形で描くのは、いろんな意味で勇気がいったろうし、 直接的に災害を描くのではなく、その災害がどういうふうに長い時間をかけて、一般の、市井の人々に影響するか、 復興とは何か、何を持って再興なのか、ひとはどうやって人知の及ばない天災を受け入れるのか、 すごく丁寧に、実直に描いている。 視点の動かし方、描く部分と描かない部分、主人公、及び周りのひとたちの、器用とは言えない、でも真っ当に普通に生きる人々の生き方、日常。 お見事、と言える一冊。 どうかずっと後世まで残って欲しい。
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