サリュウ "蜜のあわれ・われはうたえども..." 2025年3月28日

蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫 むA 2)
「蜜のあわれ」、老いてもなお盛況な男の性欲について思いを馳せたり、金魚が他者に人並みに扱われてにこにこしている様を読んでマイノリティの生を感じたりと、ずっとエロエロな展開ながらなかなかに味わい深い。そう思うと、主人公にときに強引に甘えまくる金魚は、主人公以外に甘える相手がいないさみしさを醸し出してもいる。
サリュウ
サリュウ
@salyu_carefully
あと、これはもうほとんどアダルト版ポニョ&ソウスケだなとも思う。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved