本の王子さま "ミカエルの鼓動" 2026年7月17日

ミカエルの鼓動
孤狼の血シリーズが好きなので同作者作品のこちらを借りてきた プロローグの入りから「もしやサスペンス系か?」と思いきや医療系の話でした 医療系だから難しい箇所もあるけど、途中から展開がどんどん気になって読み進める感じだった 結末は、予想したどの終わり方とも違ったなーという感想 プロローグを忘れた頃に繋がるエピローグは大好物なのでこの結び方は好き 医療系の話において個を救うか、多を救うか、何故救うか は永遠のテーマだと思ってるんだけど、その中で登場人物がどう答えを出すのかを見るのが医療系作品の醍醐味かなと個人的には思っている 西條先生、自分の答えを自分自身で感じ取れたと思うので医療という現場で戦い続けてくれそう、そうだといいな 真木先生は西條先生の腕を信頼してるし、真木先生と最強真摯医者タッグ組んで色んな命を救ってくれないかなとその後に思いを馳せたりした 医療現場はまさに戦場だから全医者真摯に向き合ってくれというのは難しいかもしれないけど少なくとも「医者は神で患者は信者」などと言えてしまう医者には診てもらいたくないなーって思った ちなみにこの作品で一番響いたのは命の重さ云々より「人に決定を委ねた者は、何事においても不満を抱く」という一文だったりする 肝に銘じとこうと思う
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