
ちびっこ
@chibicco
2026年7月16日
ヘタレ人類学者、沙漠をゆく
小西公大
読み終わった
@ カフェ
日本を勢いで飛び出しインドに向かった著者が、インドの端の方の沙漠地帯で暮らす人々と偶然にも出会い、生活していくさまが綴られている。
懐中電灯のくだりで、どうしてそんなことを!と読んでいるこちらも苛立ってしまったのだが、考えてみれば私もまた著者と同じ日本人であるからその事態に憤ってしまうわけで、トライブ側からの価値観や考え方からしたら、何故こちら側が懐中電灯という道具にそれほど個人での所有に拘るのか、滑稽にすら見えているのだろうか。
考えてみれば、彼らから見たこちら側の行動も「どうしてそんなことを!」と思うようなことが無数にあるだろうし、お互いがそのギャップに対して怒ったり、納得はしないとしても受け入れたりしていたのだろう。
と考えると、異文化同士で生活していくのはお互いにお互いを受け入れる(許すではなく)心の場所があって初めて成り立つんだろう。どちらかがそれを欠いていたら、多分うまくいかないんだろうな。