
よろこびイサンディ
@yorocobi_isandy
2026年7月17日
読んでる
この前の5月に出版されたばかりの新書である。
20代の頃はよく読んでいたが、随分と久しぶりにNHK出版新書を手に取るのではないか。
先だって、読了を迎えたネガティブ・ケイパビリティについての鼎談本における話者のひとりである朱氏が著した本書は、氏の専門であるローティについての入門書である。
文章自体は至極、読みやすい。
著者自身も読みやすいように腐心しているのではないか、と思う。
ただ、漫然と読んでいると、頭に入ってこない瞬間があるのは、おそらくローティの醸した哲学の難解さ故なのかもしれない。
僕はローティの本を読了したことがなく、本書でも丁寧に取り上げられている『偶然性・アイロニー・連帯』という本の、その独特なる書名を知っているばかりである。
正直に言えば、『正義論』を著したロールズと本書のローティを混ざって認識していたくらいだ。
20世紀後半に活躍した哲学者とあって、理解するための下地が隔絶している訳ではない。
200ページを僅かに超えるくらいの本書である。
今月中に読了を迎えられるといい。


