
はな
@hana-hitsuji05
2026年7月18日
ナチュラルボーンチキン
金原ひとみ
読んでる
図書館本
図書館で借りた
先日ボコボコにくらったYABUNONAKAがあまりの衝撃で(褒めてる)とんとん拍子に追い金原ひとみしている。
ハッキリ言ってパッと見た時の表紙の絵が全く好みじゃなくて、YABUNONAKA読んでなかったら金原ひとみにもこの本にも興味を持つことはなかったと思う。
でも、はからずも今期の個人的テーマである「これまでの自分から遠く離れた世界を知るための本を手繰り寄せて読む」に合致し過ぎていて、この流れにワクワクしている。装画担当のojiyuさんを調べたところ(un)curedの創刊号表紙描いてる人やん!!となって息をのむ。この、後から既に出会っていたことに気づくやつ、邂逅ってやつ。あ〜楽しい。
物語は身につまされる部分が多くて共感しきり。個人的な理由からあまり料理とか調理を楽しいと思ったことがなく、義務とかルーティン扱いしている部分が自分にもあって、主人公の45歳事務職・浜野さんが、大体のメニューの流れを決めてる感じもすごくよくわかる。
そういう日常を破天荒な年下編集者・平木さんとの出会いでどんどん破壊されていくのが、どんなにこちらが平穏に単調な世界を構築しようとしても必ず思いもよらない乱入者がいて、積み上げてきたものが音を立てて崩れていくんだけど、それを受けて違うフェーズに入っていく自分を感じるのも面白いんだよな。
オタオタしてしまうし、不慣れな領域に足を突っ込むことにビックリするのは確実。
でも、自分が極力避けて通っていた界隈に間違って足を踏み入れてしまった時の疲弊とは全く違う。
p33 小さな子どもがいる人や、未来のある若者、まだ生きたいと望む人、そういう人の変わりに死ねたらどれだけ有意義だろう。
これとかめちゃ共感しかない。
自分も無駄に長生きして年金や健康保険を使って下の世代やガチでピンチの人を圧迫したり苦しめるくらいなら、年金受給権が発生する前に死ねたらいいのにとか思っていた。
なので今、健康保険料を支払っているうちに定期通院して、可能な限り防げる範囲の重篤な病に罹らないよう気をつけて生きてる。
だから、死ぬまでのタイムリミットが知りたかった。あと10年なら10年、来月、何でもいいから残り時間が知りたい。それがわかれば優先順位はより明確になるから。どの本から読むとか。
p95 白と黒という区分けに対して、どちらともいえないグレーがあるという提言でもあり、重大な言葉ではあるのだろうが、そもそもその白黒を定めているのって誰なの?
先日めっちゃ気になった本のテーマともつながりそう。(「サバルタンは語ることができるか」
当事者じゃなくて、名づける権利を持っていると思ってる、宣言できる人から目線の世界の掟を根本から疑う流れ、すごく興味深い。
白人、男性、健常者、その他のこの世界で優位とされているカテゴリーに対して、それが優位だと決めたのは誰なんだろう。
数の力?力の力?









