
LUCiA
@gogo
2026年7月18日
王とサーカス
米澤穂信
読み終わった
古書店
古本屋にて購入。米澤穂信を読むのは2冊目。淡々と話は進んでいき、いつの間にか話の渦に巻き込まれている。そんな印象。後半になり、前半の淡々とした情景の中に多くの伏線が散りばめられていたことに気付く。1文字たりとも流し読みできない。読み終えてしまってから「あっ」と思う。ネパールの国王一家殺害事件は史実なので、途中でその史実をWikipediaで調べた。調べてから再び本書に戻っても、やはり事件関係者の名前がこんがらがってイマイチ頭に入らない。しかしまぁ、それでも『王とサーカス』の面白さには影響しない。最後のどんでん返しも、どうだ!どんでん返しだ!と言った印象ではなく、これも淡々と明かされる。そう、このお話はずーっと淡々と進んでいく。主人公である女性の性格が、何か感情の起伏があっても顔にはでないと言う設定なので、あえて文章もそのように作られているのかもしれない。書きながらそう思えてきた。でも、面白いよ。この本は。また米澤穂信の他の本も読んでみよう。