さんかく "汝、星のごとく" 2026年7月18日

さんかく
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@reads_7127
2026年7月18日
汝、星のごとく
『汝、星のごとく』を読んで感じたテーマは、「自立」と「依存」、そして「自分の人生を誰が生きるのか」だった。 わたしは自分の選ぶ道を歩みたいという思いから、自分を養える資格や技術を身につけてきたため、依存を軸とする登場人物には共感しきれない部分もあった。 一方で、「生まれながらに宝石を持つ子と、足に鉛の枷をはめられた子がいる」という趣旨の描写には深く考えさせられた。 子どもは生まれる環境を選べず、自分の人生を自分のものだと信じられること自体が幸せなのかもしれないね。 暁海は最終的に自ら光を放つ星(存在)になったが、櫂は自分を削ることでしか人を愛せず、自分自身の光を生かせなかったように思う。 差し伸べられた手をつかむには覚悟と、理屈を超えて頼る少しの「愚かさ」も必要なのだろう。 そんな中で、瞳子さんや北原先生、植木さん、えりさんのように、自分の軸を持って生きる大人たちの存在が、物語全体を静かに支えていたように感じた。 全体的に読みやすい小説だった。 他の作品も読んでみたいな。
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