
はな
@hana-hitsuji05
2026年7月19日
ナチュラルボーンチキン
金原ひとみ
読み終わった
図書館本
図書館で借りた
油断した。最後の最後で泣いた。
涙なんて自分キモいなと思いながら、森永のキャラメルの箱に書いてある「滋養豊富、風味絶佳」という言葉を謎に思い浮かべた。
金原ひとみ、好きかもしれん。
どうして誰にも言ったことのないその気持ちを知ってるのか、問いただしたい。p130越えた辺りからもう。
古い本に挟まっていた自分宛の昔の手紙を見つけたような、ずっと心にわだかまっていたものの答えがたまたま見つかったような気持ちで胸がいっぱいになった。くそー。
私は今のところ異性愛者なんだけど、関係性に段差を感じるようになると、本当にこの属性の生き物が好きか?と自問する瞬間がある。最初は対等だと感じられていたものが、何だか変化していく時のあのジワジワとした違和感。恋愛とか結婚も、私の中から湧き上がる純粋な欲求とか衝動なのか疑わしい。刷り込みじゃないのか。
多分ニンゲン同士というより、イヌとネコが一緒いるみたいな感覚でお互いの訳わからなさを認識していた方が、余計な緊張や価値観の相違についてのストレスを生まないのかもしれないと思う。
執着するほどではなかったはずの願望が暴れて怪物になるのは、なんかプログラムでもされてるんかと本当に驚く。
そしておじさんと子どもの共通点、わかる気がする。浜野さんみたいに、誰かのことを傷つけたくなくて言えないあるある。
まさかさんと浜野さんが終始敬語でやり取りするのにすごく好感を持った。多分敬語を崩さないことで守れるバウンダリーがあるから。
平木さんがこれだけ個性爆発してるのに、ちゃんと浜野さんの人生の脇役として存在していてスゴイ。浜野さんの人生は浜野さんが思うほどモブじゃない。地味で単調に見えるよう擬態しているけど、狂気を癒すにはこの年月が必要だったのかも。蝉スパン。
こういう生き物同士で、毎日一緒にいなくていいから歳をとっていけたらいいのになー!
ちょっと自分の理想の人間関係を見てしまった。









