
もぐもぐ羊
@sleep_sheep
2026年7月19日
雪の如く山の如く
張天翼,
濱田麻矢
まだ読んでる
「春の塩」を読んだ。
『84年生まれ、キム・ジヨン』を思い出した。
ジヨンのポジションの主人公の儷儷は出産から自身を俯瞰して見ている。
母になってからは全てに他人事ではいられず、常に疲弊している。
夫は体型も変わらず生活スタイルも変えず、夫婦それぞれの母が家にやってきて育児にまつわるマウントを取り続けている環境は息苦しいだろう。
儷儷は変わってしまった自身の外見がゆるせず、でも夫はお構いなしに子どもと外に連れ出そうとしたり、自宅に友人夫婦を招く。最悪だ。
ついに儷儷は感情を滔々と吐露する。
おそらく子どもを迎える準備ができていないままに出産して母になったことに納得がいっていない。
妊娠しなければずっと計画していたイタリア旅行に行っていたはずだし、そのことをずっと悔いていた。
妊娠は彼女のひとりの責任なのか?
夫は何をしているのか?
冒頭の産後すぐの妊婦にプライバシーがなさすぎてつらかった。
村田沙耶香の小説によく出てくる近未来の人口子宮で男女どちらも妊娠出産が可能になったら、男は主体的に子どもを持とうとするのかな?とふと思った。







