
jaguchi
@jaguchi87
2026年7月19日
サンショウウオの四十九日
朝比奈秋
読み終わった
図書館で借りた
アンデル連載の「アンチエイジングクラブ東京」がおもしろくて、朝比奈秋さんのほかの作品を読んでみようと選んだ1冊。
杏と瞬は結合双生児として生まれ、身体は一体で頭部も一つだけれど一人ではない。左半身が杏。右半身が瞬。おのおのに思考があるものの、それは片割れにも共有されていて、どちらの行動なのか、どちらの感覚なのか、ふいに視点が入れ替わり、あいまいな境界を描く筆致が技巧的で、よくこんな表現ができるなぁと思った。
・声に出して頼むと杏は黙って頷き、この二人の結合双生児がどのように感覚や思考、行動を共有しているのか、神経学的な見地から説明できることがあります。p.55
文章が前後でつながっていないけれど、この小説内では成り立っている。





