
イシイルカ
@ishiiruka0421
1900年1月1日

木挽町のあだ討ち(新潮文庫)
永井紗耶子
読み終わった
思わず引き込まれる構成の妙。
仇討ちの現場を見た者、芝居小屋の裏方の人物をを一人ひとり紹介するように、木戸芸者の十八、立師の与三郎、女型兼衣装係のほたるさん、小道具の久蔵とお与根さん。更には筋書の金治へと。
意図のわからないインタビューが続くうちに、どうやらこの仇討ちには裏が。
忠義とは何か、孝行とは何か。
単純だと思っていた仇討ちの背景も、語られるほどになんとも切ない話になっていく。
芝居の力。
いやあ、ずっと泣きながら読んでた。
タイトルの仇討ちがひらがなのあだ討ちだったわけ。
いやはやお見事。
2026/02/27









