ren
@ren_grayscale
2026年7月19日
死ぬまで生きる日記
土門蘭
なぜ「死にたい」と思うのか、
なぜそれでも生きているのかについて、
カウンセリングの補助線を引きながら、土門さんが歩んできた生きる日々が綴られたエッセイだった。
エッセイでありながら、カウンセリングをもとにしたハウツーのような内容も多く、同じような悩みを抱える人の心にそっと寄り添い、一緒に歩いてくれるような本でもあった。
自分も生きることに悩んだとき、
漠然とした不安に押し潰されそうになったとき、
もう一度この本を読みたいなと思った。
同じような悩みに踠いている、闘っている仲間がどこかにいると思えたから。
「人は直線的ではなく、螺旋的に変化していくものです。ぐるぐると同じところを通っているようでも、少しだけ深度や高さが以前とは異なっている。だから、前と全然変わってないなどと、落ち込むことはないんですよ」
「自立は、依存先を増やすこと。希望は、絶望を分かち合うこと」
「人間は本能的に、『幸せ』に対して恐怖を感じるのだそうですよ。…『幸せ』を失うのが怖いから、苦痛だからです。」
「…『幸せ』って『不幸』より認識しにくいんですよ。」
「『強くなろう』って思うのって、強くなれると信じているからだよね。」

