おいしいごはん "社会学的想像力" 2026年7月19日

社会学的想像力
社会学的想像力
C・ライト・ミルズ,
中村好孝,
伊奈正人
(今同じようなことを書くのとは少し違う意図だろうけれど)ミルズもこんなこと言ってたのか。 “世界史の一時代の一場面において、たった一つの世代の間に、全人類の六分の一が、まったく封建的で遅れた段階から、すっかり近代的で進歩した、そら恐ろしいような段階へと完全に移行した。政治的な植民地はすでに解放されている。だが、新しい見えにくいかたちの帝国主義が組み込まれることになった。革命はなしとげられている。だが、新種の権威によって、より緊密なかたちで掌握されているように感じられる。全体主義社会が誕生し、そして粉砕される。 もしくは、驚くべき成功を収める。二世紀にわたる支配ののちに明らかになったのは、資本主義は社会を産業化のための装置へと変える一つの方法にすぎないということだ。二世紀にわたる希望ののち、かたちだけの民主主義ですら、人類のごく一部分に限定されている。開発途上にある世界のいたるところで、昔ながらの生活様式が破壊され、ぼんやりと期待されていただけの開発が差し迫った要求へと変わっている。著しく発展が進んだ世界では、権威や暴力といった手段が、官僚主義的なかたちを装いながら、いたるところで用いられるようになった。いまや私たちは人類そのものと対峙しているのだ”(p.17)
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