らくだ "プラハの古本屋 (中公文庫)" 2026年7月19日

らくだ
らくだ
@camel826
2026年7月19日
プラハの古本屋 (中公文庫)
よかった。共産主義国時代のチェコのプラハでの古本屋巡りや、稀覯本との出会い、古本回りの人々のとの出会いを描いた、言語学者のエッセイ集。私も比較文学が専攻だったので、全て楽しく読んだ。共産主義の国では古本はどんなに貴重でも新刊本の何割かの値段でしか売れなかったり、色々と禁書も多く、なかなか大変そうだ。ラスト付近のソ連経由のプラハへの列車の旅は面白かったし、研究者の集まる大会での多言語の飛び交うさまは、もっと他言語を知りたいと思えるきっかけにもなった。著者の人柄も好ましく、本を紙でほしくなった。
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