
kasu.
@11uyksm
2025年3月28日

読み終わった
借りてきた
11件の調査資料と栗原さんの考察と真実。
雨穴さんの作品は読みやすいのが特徴だけど、この作品は過去一読みやすい印象を受けた。
前作の「変な家」を読んでなくても楽しめる一冊。
相変わらず雨穴ボイスで脳内再生されるので、個人的にはそこも楽しめる。
①〜⑪までの資料
「林の中の水車小屋」「そこにあった事故物件」の繋がりが分かった時にはゾッとした。
「再生の館」はインパクト大。
そして最後の「一度だけ現れた部屋」まで読むと全ての繋がりが何となく見えてきて、『もしかして…?』と思ってるところで栗原さんの考察が来るから、話の作りが本当に上手い。
栗原さんの考察
各資料の考察をする前に必ずまとめた資料を挟んでくれるのでページを戻らなくても話が入ってきて、読むペースを乱されないのがまた魅力。
雨穴さん作品に欠かせない栗原さんの存在は偉大。頭の回転が早すぎる…
最後は少しモヤッとする終わり方で、真実はどうだったのか栗原さんを召喚したくなった。
