変な家2 〜11の間取り図〜

44件の記録
- 凪@nagi2025年5月10日読み終わった借りてきた前に前作を読んだが、こっちの方が好き。 一作目の映画がヒットして、より規模が大きくなってカムバック!みたいな感じで、スケールアップしてる印象。ページ数もたぶん増えてる? 微妙に「えー無理ない?」と思った部分もうまく後々回収されててなるほど〜と。 間取りミステリー?らしく建築系の知識を絡めてるところ好み。 これだけの話を上手く全部繋げて(作る順番としては上手く分割して?)まとめるのは大変だろうなー。 前作で「でも子供に一切罪は無い。悪いのは全て大人」みたいな落とし方にモヤモヤした。 今作はそういう落とし方ではなかったのも良かった。
- GuiltyRabbitうさぎ@GuiltyRabbit_usagi2025年4月15日買った読み終わった『変な絵』『変な家』と同じ方式で話が進んでいき、最後の最後に謎が繋がる。 図があったり会話方式でとても読み易いです。 フィクションですがノンフィクションに感じてしまう所もこの作品の凄さ。
- kasu.@11uyksm2025年3月28日読み終わった借りてきた11件の調査資料と栗原さんの考察と真実。 雨穴さんの作品は読みやすいのが特徴だけど、この作品は過去一読みやすい印象を受けた。 前作の「変な家」を読んでなくても楽しめる一冊。 相変わらず雨穴ボイスで脳内再生されるので、個人的にはそこも楽しめる。 ①〜⑪までの資料 「林の中の水車小屋」「そこにあった事故物件」の繋がりが分かった時にはゾッとした。 「再生の館」はインパクト大。 そして最後の「一度だけ現れた部屋」まで読むと全ての繋がりが何となく見えてきて、『もしかして…?』と思ってるところで栗原さんの考察が来るから、話の作りが本当に上手い。 栗原さんの考察 各資料の考察をする前に必ずまとめた資料を挟んでくれるのでページを戻らなくても話が入ってきて、読むペースを乱されないのがまた魅力。 雨穴さん作品に欠かせない栗原さんの存在は偉大。頭の回転が早すぎる… 最後は少しモヤッとする終わり方で、真実はどうだったのか栗原さんを召喚したくなった。
- かみちー@kamichiiii2024年2月18日読み終わった前作に引き続き間取りをテーマにしたミステリー! 今作は11の間取り図ということで、オムニバス形式ながら書き方がすごく丁寧なのでしっかり読みやすい。 登場人物が、時代背景が、間取り図が、複雑に絡み合いながら結末へ向かっていくのはお見事。 雨穴さんのミステリーはオカルトとか人間の怖さみたいなものが盛り込まれていくのが面白い! 今作も最後の最後までストーリーが揺れ動いていく目が離せない展開に。 読みやすいしエンタメ作品としてライトに楽しめるのもいい!