梅
@une___
2026年7月20日
動物農場
ジョージ・オーウェル,
開高健
読み終わった
この本は最初、メージャー爺さんと呼ばれる雄豚の演説から始まる。人間たちにひどく働かされ、食べ物も十分に得られず、自分たち動物が働いた成果を人間たちが奪っていく。人間たちばかりが肥えている。人間こそが唯一の敵にして、動物たちを幸せな生活から遠ざける外道だと。
動物たちは機を伺い、豚たちの策略のもと悪辣なる人間を退ける。
そこから先は想像に難くない。平等は崩れ、独裁者(豚)が現れ恐怖と嘘により君臨し、七誡(掟)は都合よく改竄されるも豚以外にはほぼ読めず、議会は秘匿され、政敵に裏切り者という共通敵の皮を被せ、反乱者を殺し、動物たちは豚により発表される数字と生活は良くなっているはずという根拠なき信仰によって日々を邁進する。豚たちは人間と手を組む。
ホルムズ海峡の封鎖やら石油の貯蓄量、ナフサ関連の嘘、外国人へのヘイトなど当てはまることが多すぎて頭を抱えたくなる。目次にはお伽話と書いてあるのに。この残酷なまでの現実味はなんだ。クラクラする。うちらの納めた税金も統一教会を肥やすのに使われてるんだなと思うと首を掻き切りたくなる。ああ。

