動物農場
29件の記録
- 梅@une___2026年7月20日読み終わったこの本は最初、メージャー爺さんと呼ばれる雄豚の演説から始まる。人間たちにひどく働かされ、食べ物も十分に得られず、自分たち動物が働いた成果を人間たちが奪っていく。人間たちばかりが肥えている。人間こそが唯一の敵にして、動物たちを幸せな生活から遠ざける外道だと。 動物たちは機を伺い、豚たちの策略のもと悪辣なる人間を退ける。 そこから先は想像に難くない。平等は崩れ、独裁者(豚)が現れ恐怖と嘘により君臨し、七誡(掟)は都合よく改竄されるも豚以外にはほぼ読めず、議会は秘匿され、政敵に裏切り者という共通敵の皮を被せ、反乱者を殺し、動物たちは豚により発表される数字と生活は良くなっているはずという根拠なき信仰によって日々を邁進する。豚たちは人間と手を組む。 ホルムズ海峡の封鎖やら石油の貯蓄量、ナフサ関連の嘘、外国人へのヘイトなど当てはまることが多すぎて頭を抱えたくなる。目次にはお伽話と書いてあるのに。この残酷なまでの現実味はなんだ。クラクラする。うちらの納めた税金も統一教会を肥やすのに使われてるんだなと思うと首を掻き切りたくなる。ああ。


純@June2026年7月15日読み終わったあらゆる革命が権力奪取後にたどる変質の過程についての寓話のようです。 本文あとにおさめてある文は、今はっきり理解することは難しかったですが、本文含め、今読めてよかったです。 何年か経って内容を忘れてしまったとしても、ふと盲目気味になったとき、この本が呼びかけてくれるんじゃないかと思います。 今、なにを経て、どこに立っているのかを ちゃんと考えて生きていきたい。
そらくま@sorakuma2026年3月20日買った読み終わった恥ずかしながら寓話小説とは知らずに読み始めて、読了。 動物たちを主人公にして描く面白さ。こんなに愚かなのって人間だけですよね、、と、人間に搾取される動物の本を読んでいた流れでしみじみ思う。

ちびっこ@chibicco2026年1月10日読み終わった革命の後にはこのようにして独裁政権が生まれ、元通りの世界になっていくのだということがめちゃくちゃ皮肉って、そしてシンプルに書かれていてとても面白い。 今の世界に当て嵌めると、これはあの国ではないのか……とか思ってしまったり。 この話自体は終戦の年に書かれているけれど、2026年の今読んでも「ありそう」と思ってしまうのは、つまりいつになっても人間変わらないな、ということですかね。


ちびっこ@chibicco2026年1月9日読み始めた@ 電車開高健のジョージ・オーウェルについての談話部分で語られていた 「日本人は独裁者なき全体主義者なんですが、一度誰かをやっつけていいんだ、コテンパンに叩いていいんだということになると、どいつもこいつもがモラリストのような顔をしてぶったたくので、見ているとおかしくてしようがない」 の部分。 まさに今SNSで毎日のように起こってるやつだよと、SNSのエの字もない時に語られたこれを読みながら複雑な思いで噛み締めてみたり。


腹の名前@otowa2025年6月29日読み終わった革命が成功したのも束の間、新たな独裁者の誕生、そして…… というまるで人間世界の何処かの国を下敷きにしたような支配の流れを農場を舞台に様々な動物たちが繰り広げる。 豚たちが最初から、やらかすムード満々で 〝ミルクはいつの間にか無くなっていた〟 〝子犬たちはナポレオンに取り上げられた〟 辺りから嫌ーな暗雲がモクモクと立ち込める。 そして読者が応援したいキャラクターがどんどん不幸な目にあっていく(むしろ自分から飛び込んでいく/更には不幸であることにすら気付かない)ので普通にショックを受けます。

ぴー太@ystit2025年5月20日読み終わった頭の悪い動物さんたちは、異常さに気づかず声を上げることもなく、気がついたらファシズム化していく日常 「豚から人へ、人から豚へ、再び豚から人へと、視線を走らせた。しかし、もう、どっちがどっちか、全く見分けがつかなくなっていた」 ユーモアと皮肉に満ちた秀逸な物語。
























