梅
@une___
- 2026年7月20日
動物農場ジョージ・オーウェル,開高健読み終わったこの本は最初、メージャー爺さんと呼ばれる雄豚の演説から始まる。人間たちにひどく働かされ、食べ物も十分に得られず、自分たち動物が働いた成果を人間たちが奪っていく。人間たちばかりが肥えている。人間こそが唯一の敵にして、動物たちを幸せな生活から遠ざける外道だと。 動物たちは機を伺い、豚たちの策略のもと悪辣なる人間を退ける。 そこから先は想像に難くない。平等は崩れ、独裁者(豚)が現れ恐怖と嘘により君臨し、七誡(掟)は都合よく改竄されるも豚以外にはほぼ読めず、議会は秘匿され、政敵に裏切り者という共通敵の皮を被せ、反乱者を殺し、動物たちは豚により発表される数字と生活は良くなっているはずという根拠なき信仰によって日々を邁進する。豚たちは人間と手を組む。 ホルムズ海峡の封鎖やら石油の貯蓄量、ナフサ関連の嘘、外国人へのヘイトなど当てはまることが多すぎて頭を抱えたくなる。目次にはお伽話と書いてあるのに。この残酷なまでの現実味はなんだ。クラクラする。うちらの納めた税金も統一教会を肥やすのに使われてるんだなと思うと首を掻き切りたくなる。ああ。 - 2026年5月12日
- 2026年5月12日
ありえないことが現実になるときジャン=ピエール・デュピュイ,本田貴久,桑田光平読んでる読み始めた@ 図書館難しい。概念としても、かたい翻訳文としても。 読めていることは理解できていることに直結しないと強く感じる。分かったような気にはなるが。 時間をかけて、また時間を空けつつ二度三度と読みたい。 - 2026年1月12日
竜の医師団4庵野ゆき読み終わった買った三巻から始まった大きな流れが予想外の展開を呼ぶ第四巻! ディドウスやチューダに続き<青のアルワン>もこの目で見てみたいなぁ。 急にイヅル行きが決まったと思えばまたまた巻き込まれ、得難い経験と知見と結果を得た。直接的に描かれてはいないが、主人公たちの展望や所属希望も定まりつつあるのかもしれないとも感じます。もちろん最初からブレない者もいますが。 正直彼らは既に完成されている部分もあり成長譚とは呼べない気もする。結局は血や生まれじゃないかと思うところも。ただ、それに甘んじることなく邁進する彼らを見ていたいとも思います。 後半に描かれた優生思考について、物語だから、竜だからこそそれは良くないと断言できるが、今も見られる人間についての優生思考に対しても何の躊躇いもなく同じ判断ができるだろうか。自分は極端かつ染まりやすいので心に刻んでおきたい。 - 2026年1月9日
竜の医師団3庵野ゆき読み終わった買った第二巻が売り切れていたので飛ばして第三巻。 カランバスの老竜ディドウスのもとに突如現れた幼竜!何にでも興味深々で、自分の体格や力加減もまだわかっていない赤ちゃんなのは人間も竜も同じなんだなぁと少し感慨深く読みました。 第三巻は特に聞き覚えのある、症状から推測できる診断が多くて、規模や影響も合わせて竜も大変だな、なんて。 ネタバレになりますが、ぎっくり腰ならぬぎっくり翼なんて経験した方からすれば身近で苦労が偲ばれるものでは。 - 2026年1月6日
竜の医師団1庵野ゆき読み終わった買った本屋さんでおすすめされていたので。 描写のたび、竜の大きさとその影響力に圧倒されます。 一巻は主人公組のうちリョウにスポットライトが当たっていて、同期組だとリョウ・レオニート・リリ・ナスターシャがメインになるのかな。関係性の変化が楽しみです。 これってどういうこと?なんで?がゆっくりと明かされていくのが好き。独自の読み方がルビに振ってあるけれど、正直全く覚えられず毎度漢字読みしてます。 - 2026年1月1日
アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)ダニエル・キイス,小尾芙佐読み終わった買ったかつて読んだ中学生の頃に学校の図書館で借りて読んで泣いた。 読み進めるのが辛かったこと、良い本だということと少しの内容しか思い出せなかったので購入し読了。 昔より世界が広がったことで見えるようになったものがある。一方で、昔の強烈な刺さり方は一生の財産でもある。 表紙に似ている花束の描かれた栞を、何気なくこの本のために購入した。読み終えて、栞を見てまた泣いた。 この本は、傲慢な自分への戒めでもあり、お前は今どうなのかという自分への問いかけでもあり、前へ進むために奮い立たせるものでもあった。 何度だって側に置いて読み返したい。
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