
つつつ
@capyandtsubasa
2025年3月28日

ねじまき鳥クロニクル 第1部
村上春樹
読んでる
4月の「100分de名著」に向けて読み始めた。最近の論破ブームみたいなことが書かれていて驚いた。
世間にとって一貫性というようなものはもはやどうでもいいことであるようだった。彼らが求めているのは、テレビの画面の上で繰り広げられる知的闘剣士の試合であり、人々が見たがっているものはそこで派手に流される赤い血だった。月曜日と木曜日で同じ人間が全く逆の意見を口にしたとしても、そんなことはどうでもいいのだろう。
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