
なむ
@yonda_nam
2026年7月19日
白鳥とコウモリ
東野圭吾
読み終わった
映画化を機に。メインキャスト2人があまりにピッタリでイメージしやすかった。
容疑者の息子、被害者の娘、刑事の視点が章ごとに切り替わり、東京と愛知の2拠点で進んでいく。記憶力が乏しいのでメモを取りつつ読んだ。
下巻後半あたりまでは淡々と進んでいったイメージ。テンポよく新事実が発覚するが、真相に迫っているというよりどんどん渦に飲まれていく感覚。解決しているのにしていない。家族であれば余計に納得できないよなと思った。
登場人物の優しいガンコさというか、世間的には間違ってるが人間としての正解を選ぼうとする姿勢が良かった。思わず泣いてしまった。
この小説のテーマは反転だと思うが、灰谷は反転してもグレーのままというのも面白いなと思った。最後にはこれも反転させてくるのかよ!というどんでん返しもあった。爽やかな読了感にはさせない仕掛けにまんまとやられました。
