
阿久津隆
@akttkc
2026年7月8日
八月の光
ウィリアム・フォークナー
読んでる
布団に入るとクリスマスが誘拐されていた。
p.180
この子がもっと年上だったら、たぶんこう考えたろう 彼は僕を憎んでる、恐れてる。あんまり恐れてるんで僕から目を放せないんだ いまの年齢でも言葉数をもっと持っていればこう思ったであろう 僕が他の子供たちと違うせいなんだ、なぜなら彼は僕をいつも見張ってるから 彼はただそれを受け入れていたのだ。それで、眠ったままベッドから抱きあげられて下に運ばれたのを知ったときにも驚かなかったし、寒くてまっ暗な出口の内側に立ってその人に助けられて服を着ながらも、こう考えたかもしれぬのだった 彼は僕をとても憎んでるので、僕にこれから何か起ろうとしていることを邪魔しようとしてるんだ