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@ym
2026年7月20日
推したちとどう生きるか
三宅香帆
読み終わった
「推し」の歴史と、その向き合い方を書いた本。
面白かったのは、「推しが聖化する」という部分。
祭壇、聖地巡礼、拝む、布教…
確かに推し活に関するワードは宗教的な言葉が並んでいる…!
私は典型的な日本人なので世界中の八百万の神の御利益を得たいと思っているが、日常の中でいちばん身近な「有り難い存在」は推しかもしれない。
神と同じように推しは私を救ってくれる。
私は宝塚ファン、しかも世間一般的にはあまり知られていない下級生のファンなので、
わりと「たった一人で推しと向き合う」「自分の言葉で推しを語る」ことはできている方かも?と思ったりした。
特に宙組を推す私は、2023年以降自分なりに気持ちの折り合いをつけながら観劇することが多くなり、私なりの言葉を探しながら舞台を観ていたので、この本を読んで「ひとりで向き合うスタンスは意外と悪くないんだな」と思えた。
宝塚ファンはファン同士の繋がりが強い。
その繋がりの中でチケットを得て、ご贔屓を語り、退団のその日まで人生を捧げる。
自分が宝塚ファンのオーソドックスな形をとっていないことについて、今までなんとなく引け目を感じている部分があった。
ファンの形に正解は無いけれど、この本にもあるように「集団の規範よりも、目の前の推しとの一対一の関係性を楽しみながら生きる」方が私の性格には合っている気がする。
自分なりのファンとしての在り方を肯定してもらえた気がして、私はとても嬉しい。





