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小説と批評
- 2026年5月15日
わたしを離さないでカズオ・イシグロ買った - 2026年5月15日
血肉となる読書安田登,小川公代,斎藤幸平,秋満吉彦買った - 2026年5月11日
誓願マーガレット・アトウッド,鴻巣友季子読み終わった侍女の物語より読みやすかった。 語り手が3人いることで閉塞感が薄くなったのか、 登場人物の人柄がそうさせたのかは分からないが グイグイ読めたし侍女の物語ほど抑圧された空気を感じなかった。(描かれる暴行は当たり前に壮絶だが…) 3人の視点が交互に描かれることで、少しずつ見える世界が広がっていく様がおもしろい。 聖書を文字で読んで「ギレアデ式の神様」に気がつき、 今までの信仰が崩れていくというのはどんな気持ちなんだろうか。 - 2026年5月8日
別冊NHK100分de名著 フェミニズム上野千鶴子,上間陽子,加藤陽子,鴻巣友季子買った - 2026年5月8日
一九八四年(新訳版)ジョージ・オーウェル,高橋和久買った - 2026年5月8日
誓願マーガレット・アトウッド,鴻巣友季子買った - 2026年5月6日
女の子の謎を解く三宅香帆読み終わった宮崎駿と萩尾望都を対比しながら 作者の性別とは反対かつ性的に成熟していない年齢の人物を描くことで、自分の中にある男性性・女性性からの抑圧を受けずにキャラクターを表現できる、と書かれており、なるほどな!となった。特にジブリはそんな見方をしたことがなかったので面白かった。 宝塚への言及もほんの一瞬あったが、 下記内容に関しては人によるよな????と思った部分だったので いつか作者本気の宝塚批評を読んでみたいと思った。 ---------------- 以下引用 『宝塚の舞台を観ていて強烈に感じることは、「やっぱりこれだけジェンダーを捻じれさせないと、今も私たち女性はフィクションのなかの恋を楽しむことができないのか」ということだった。たとえば男性に「君を守るよ」と言われても、キャーと黄色い歓声をあげることはもはやできないのだが、女性が男装をした姿に「君を守るよ」と言われると、いとも簡単にキャーと黄色い歓声をあげられるのである。』 (中略) 『スターたちの物語や観劇として楽しんでいる人もたくさんいるだろう。それでも、一種のジェンダー規範からの逃避場所になっていることもまた、本当だと思うのだ』 ---------------- ジェンダー規範からの逃避場所はまあそうかなとも思ったが、 個人的には宝塚もゴリゴリの家父長制(ただしそこにいるのは男性ではなく「男役」)だと思っているので、人によってはこっちのほうがジェンダー規範を強く感じそうだなと思った。 (だって全員女性なのに"男"役をたてることが大抵の娘役の使命になるなんて!夢の世界ですら男が偉いのかよと思われても仕方ないだろうなと思っている。そんな私は宝塚に通いつめる側の人間ですが…) - 2026年5月6日
アトウッド『侍女の物語』『誓願』6月鴻巣友季子読み終わった誓願を読まずにこちらを読んでしまったので、 読み方よりもあらすじが印象に残ってしまった。 ディストピア三原則、現実世界でもゆるやかに満たしていきそうで恐ろしい。 誓願読了後、もう一度読む。 - 2026年5月5日
侍女の物語マーガレット・アトウッド読み終わったドラマを先に見たので意外とすんなり読めた。 ドラマより血が飛んでいなくて安心した。 それでもやっぱり全体的に重苦しい雰囲気が漂う。 希望を捨てきれず、でも現実に打ちのめされている主人公の一人語りに心が痛む。 最後の附録でこれまでのお話がどのように残されたものかが分かりなるほどな!となる。面白い。 日本はここまで女性が抑圧される国にはならない気がするが、 知らない間に憲法が変わり(作中では停止されていた) 気がつけば全体主義になっていた、という状況には 簡単に陥りそうで恐ろしい。 - 2026年4月30日
キリスト教入門山我哲雄読み終わった洋画や海外小説、絵画を楽しむ上でキリスト教の知識は欠かせないなと思い、重たい腰を上げて勉強。 ユダヤ教や、キリスト教の歴史・各宗派の違いが分かりやすく書かれていた。あとがきには福音派、エホバ、統一教会などにも触れており、広くキリスト教系の宗教のあらましを知ることができる。 私はノンクリスチャンなので、そもそもイエスすら実在の人物だと思っていなかった(!) 聖書の教えにはあまり踏み込んでいなかったので、聖書の入門はまた別の本を読みたい。 - 2026年4月29日
読み終わった幸福に生きていくための頑張りすぎない心構えが沢山書いてあったけど、 "20代って特別で、こういうちょっとキザなエッセイが1番響くよね〜" という揶揄も自分の中から聞こえてきた。 それもまた若さゆえか。ギリ20代のアラサーだけど。 『なにかを面白くないと思ったら、または、なにかの値段を高いと思ったら、それは「あなたが客ではない」ということです』 これは心に刻みたい。 身の丈の感覚を理解した上でそれでもなお高くても欲しいものにお金や時間を使うのと、 自分の感覚を把握せずに手を出すのとでは、後々感じる価値が変わる気がする。 あとはこの感覚さえ持っていたら、自分が何に価値を感じ何を求めているのかが今よりも見えてくる気がした - 2026年4月28日
わたしたちが光の速さで進めないならユン・ジヨン,カン・バンファ,キム・チョヨプ買った - 2026年4月28日
- 2026年4月28日
キリスト教入門山我哲雄気になる買った - 2026年4月23日
盲目的な恋と友情辻村深月読み終わった「タカラジェンヌの娘」の一言だけで買った作品。 ストーリーの重要な柱ではないものの、蘭花の性格や容姿に説得力を持たせる設定だった。 蘭花サイドも留利絵サイドもだいたい同じ流れだが ところどころ発言が異なっているのに薄ら寒さを感じた。 蘭花サイド: 「でも、私、女友達だったら、何人も、『私、結婚するなら留利絵ちゃんがいい』っていう子がいるんだよね」 留利絵サイド: 「留利絵ちゃんが、男だったらよかったのに」 「そしたら私、ものすごく理想なのにな」 どちらが過去の記憶を歪めているかは分からないけれど どちらも自分に都合のいい捉え方をしている箇所がいくつかあって、ああ、でも人間ってこうだよな、、、と切なくなった。 蘭花も留利絵も結局は自分のことだけを考え、自分の欲に忠実に生きた結果が最後の結末のような気がした。 (とはいえ友達がいないに等しい私は、独占したいほどの親友ができた留利絵が少し羨ましい) 留利絵にとって蘭花はダイヤのアクセサリーのようなもので、一緒にいることを見せびらかしたい、ふたりで高尚な話ができることを見せつけたい、このキラメキのいちばん近くにいるに相応しいのは私!と宣伝してまわらないと気が済まないのだろうと思うと、彼女の辛い過去に同情するとともに、肥大化した自意識はこんなにも痛々しいのだなと苦しくなった。 そして美波ちゃん、いちばん客観的なのはあなただと思う。 - 2026年4月19日
読み終わった母と娘が閉鎖的な空間で2人きり。 虐待など無くても息苦しい世界。 そんな中、読む手が幾度も止まるような罵詈雑言の数々を浴びせられながらも生きることを諦めなかった彼女の強さが痛いほど伝わった。 (もちろん殺人を擁護することはできないし、偽造文書の作成など本人の行動に首を傾げてしまうところは多々あるが) 母親は、世間体や見栄やアメばあとの繋がりのために娘を利用し、「優秀な娘を育て支えた私」にしか自分の価値を見いだせなかったのだろう。弱く哀しい存在に思えた。安らかに眠ってほしい気持ちと、あの世で永遠に悔い改めてほしい気持ちが同居する。 そして、数年前の出来事を思い出した。 阪急神戸線に乗っていた時、人目も気にせずヒステリックに叫びながら息子を叱りつけていた母親を見たことがある。 宿題を早くしろ、という内容だった。 ひとしきり叫んだあと、もう知らない!と言い放ち母親だけ別の車両に移っていった。 残された彼は宿題なんて手に着くはずもなく、シャーペンを握っているだけだった。 そして、某高級住宅街の最寄り駅で降りていった。 私は目の前に座っていたのに、彼になにもしてあげられなかった。 彼も今、モンスターと戦っているのか。 それとも幸せになっているのか。 私はあの時なにかできることがあったのか。 子の幸せを願い、教育を受けさせるのは親の勤め。 でも、自分のコンプレックスを埋めたり、見栄を張るために子供を利用してはいけない。 たとえ自分のお腹から出てきた子でも、 産まれた瞬間から別人格であること、 その子にはその子の人生があること、 子にとっての幸せと自分の幸せは別物であることを心に刻まなければいけない。 もし今後私が子を持つことがあれば、 何度だってこの2人の母親のことを思い出さなければならない。 - 2026年4月17日
- 2026年4月17日
アトウッド『侍女の物語』『誓願』6月鴻巣友季子買った - 2026年4月17日
侍女の物語マーガレット・アトウッド買った - 2026年4月15日
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