
ROM.
@memory_7gb
2025年3月28日

眠られぬ夜のために 2
ヒルティ,C.(カール),
大和邦太郎,
草間平作
読んでる
感想
この本は作者の短い文や考えが月日に区別されていて、1/1から12/31までの1年を一巻分としている。
なので1ページ目からではなく、3/38から読んだ。
いきなり
「あなたは最後にいたるまで試練にさらされているだろう」と言われてびっくりした。
「これは外部から通じて、またあるときは内部から生じる」
「心の平安とかの力とは、避け難い苦難にあって、私たちの慰めである。」
自分の内部にいる残滓が、自分を苦しめていて自分自身が自分に試練を与えている
それを少しでも自覚すると、なぜか『何かが解決』したような気持ちになった。
私は『内部に生じている問題』はどうにもならない汚れで、『外部からの試練』を極力減らすことでしか『心の平安』は保てないと思っていた。
自分という内部より、周りという外部の目を優先した結果で、これがまたペシミズム(悲観的主義)の考えに繋がっていってるのかも知れない。

