ハトムギ茶 "檸檬" 2026年7月20日

檸檬
檸檬
梶井基次郎
7月21日再読。 文庫本を買い直したので(新潮→角川)。 「瀬山の話」や「海」が収録されてるのが気に入った。 梶井基次郎の「研ぎ澄まされた五感」から紡ぎ出される表現や文章にうっとりする。 やはり「檸檬」は今まで読んだ純文学作品では個人的にNo.1。 ただ「作者の病気」が物語のテーマや背景に常にあるのが、暗さを感じて「読むのに力を要するな」と改めて思った。 作品自体は、不安と向き合って生きようとする「生のエネルギー」に満ちているものが多いと分かっているのに。そこがもどかしい。 それでも、また何度でも読み返したいと思うくらい魅力ある大切な作品。 これからもエネルギーをもらいたい。
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