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ハトムギ茶
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@hato_0617
2026年4月より利用開始。 主に小説やエッセイを読んでます。 読書記録がメインになると思います。
  • 2026年7月9日
    タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース
    7月9日読了。 「死」を扱った小説ということで気になったので図書館で借りた。 主人公の境遇や描かれる問題は、暗めのものが多い。 ただ「文章の印象や登場人物の暖かみ」によって気持ちが重くならなかったのは救い。 初めは「死」に対して軽い気持ちだった主人公が、実際に死体や身近な人の死に触れて「生きたい!」と変わっていくのが、成長として感じられたし勇気をもらえた。 また、姉や友達、大人が主人公に対して優しくて、そこは本当に良かったなって思えた。 失ったものは多いけど、希望に満ちているラストで読後感も良し。 自分も「その時が来るまでは、精一杯生きていこう」と強く思えたそんな作品だった。 ナイーブになっている時って、「難しい理屈より純粋な何気ない言葉が薬になる」 こんな気付きも得られた気がする。とても満足。
  • 2026年6月29日
    あしたの私のつくり方
    6月29日読了。 本屋で偶然見つけて思わず購入した。 過去に映画化もされているようなので、そっちもいつか観たい。 主人公が離れてしまった「憧れの友達」に楽しい学校生活を送ってもらうために、少し変わった方法(かたち)でアドバイスをしていくお話し。 とても共感できて、読後感が良く前向きになれる青春小説だと思う。 帯の謳い文句に偽りなし! 男女の差はあれど、少なくとも高校までの学生時代ってクラスやグループ内において「役割を演じることで平穏に過ごそうとする」のはあるあるだし、自然なことだよなってすごく共感していた。 また、誰かのためと思えば毎日が輝いてみえること、最後に寿梨と日南子が見つけた「本当の自分」にも共感と勇気をもらえた。 良い歳した大人だが、青春小説にときめける感性が生きていることに感謝。 そして、自分も小説を書いてみたい気持ちになった。 もちろん結末はハッピーエンドで。
  • 2026年6月20日
    タイムマシンに乗れないぼくたち
    6月20日読了。 以前、気になったが後回しになっていた本。 「自分の在り方や居場所に悩む人たち」が主人公な短編集。 それぞれの主人公に自、分と重なるところを見つけながら共感して読んでいた。 「灯台」と「深く息を吸って」が特に好き。 劇的な変化や事件は起きないけど、少し自分の心に光が灯る、そんな暖かいお話たち。 寺地さんの作品ってやっぱり大好き!って改めて思えた素敵な作品だった。 皆が「各々に苦しみながら明日に、この世界に小さな希望を抱いて生きている」そんなことを強く感じた。 そして、そんな姿を受け止めて優しい気持ちにしてくれる1冊だった。 また何度も読み返して元気をもらえそう!
  • 2026年6月14日
    ファーストラヴ
    6月14日読了。 思っていた以上に登場人物の過去が重くて、複雑でドロドロだった印象。 島本さんの描く男女の関係ってスッキリしないのだけど、読んでしまう魅力があるなと改めて思った。 知らなかった(あまり知りたくない)世界に触れ、心を乱したりもしたが読後感は悪くない。 ただ皆に「幸せになってもらいたい」と強く願うばかりである。 辛い日々を送っていた由紀や環菜が頼れる人との交流から、前を向いた(変わった)姿に勇気をもらえた。 個人的に脇役の辻さんと香子ちゃんが好き。
  • 2026年6月11日
    砂漠
    砂漠
    6月10日読了。 以前勧められた影響で読んだ。 初の伊坂幸太郎作品だったが、読めて良かったというのが一番の感想。 主要人物がそれぞれ個性があって魅力的だった。「鳥瞰型」の北村視点で語られるのも個人的に好みでスラスラ読めた。 青春、若さって良いなと懐かしさとともに、前向きになれるそんなお話だった。 もし、「例えば中学、高校時代に読めていたら、自分の人生はもっと変わっていただろう」 なんてことはまるでない、はずだ。
  • 2026年5月31日
    雨が降ったら
    雨が降ったら
    5月31日読了。 寺地さんの新刊。発売日に買っておいてやっと読めた。 40代の境遇の異なる5人の女性が悩みながら、「わかば洋傘店」(派手好きな母と優しい息子が経営)を起点(きっかけ)に前を向いて歩いていくそんなお話。 彼女らは実は近くに住んでいるため後に新たな交流が生まれていたり、繋がっている様子が丁寧に描かれておりそれが嬉しかった。 個人的には3章と4章が特にお気に入り。 「読者を受け入れて包み込んでくれる」寺地さんの作品の中でも今回は特に「暖かく優しい世界」が描かれていたと思う。 また作中の言葉にも気づきや勇気をもらえた。 p205の若葉の言葉とp216の締めの文が特に好き。(どの章も締めの一文が綺麗だと思う) 「前向きで優しい気持ちになれる」そんな本を読めてとても満足。 また明日から頑張ろうと思う。
  • 2026年5月29日
    人間失格
    人間失格
    5月29日読了。 10代の学生の頃以来の再読。 当時、読んで主人公に共感できた好きな作品だった。 当時は共感して、救われたような気持ちになったのを覚えている。 しかし、社会に出てその頃より広い世界を知ったせいか、今の自分にとっては共感はしても嫌悪感の方が強くあった。 共感はできるのだけれど、言い訳が目についてしまう感じ。 少しネガティブなことを書いたが、作品自体は今も好き。感じ方が変わっただけ。 これも良い読書体験だと思う。
  • 2026年5月23日
    麦本三歩の好きなもの 第一集
    5月23日読了。 初めての住野よるさん作品。 正直、「自分には合わないな」と感じながら読み進めていた。(主に主人公のキャラと文体) ただ心に響く言葉や章はあって、読後は読んで良かったと思えた。 特に「モントレー」の章がお気に入り。 主人公への見方が少し変わったし、先輩とのやり取りは心に響くものがあった。 ほのぼの系のゆるいお話しもたまには良いなと感じた素敵な体験に感謝。
  • 2026年5月18日
    限定愛蔵版 冷たい校舎の時は止まる
    5月18日読了。 図書館で借りた。 同じ作者の『かがみの孤城』と似ている面白そうだと思い読み始めた。 序盤はなかなか手が進まなかったが、中盤辺りからは続きが気になり、どんどん読めた。 ミステリーと青春ものが混じっている感じ。 物語としては『かがみの孤城』の方が好みだが 登場人物に関してはこちらの方が惹かれた。 彼らが登場するスピンオフの作品も読んでみたい。 少し重い内容の長編小説で、しんどい部分もあったが読み切れて嬉しいし満足している。
  • 2026年4月26日
    架空の犬と嘘をつく猫
    4月26日読了。 大好きな寺地さんの作品。そして映画化もされていて気になり図書館で借りた。 主人公の山吹とその家族、そして関わる人々の30年間(5年刻み)が描かれる。 基本的には山吹視点だが、はぼすべての人物に視点が移るので読みやすい。 登場人物は「複雑な家族事情」を抱えた者がほとんどで、重い内容に感じるところもある。 しかし、そんな中でも必ず「優しい雰囲気や言葉」が物語には感じら、そこにある。 そして、それが寺地作品の良さであり、自分がそれを好きな理由なのだと改めて思った。 また素敵な作品に出会えた。映画も観たい。
  • 2026年4月25日
    会社を綴る人
    会社を綴る人
    4月25日 読了。 最初は主人公に対して「仕事できずに色々と言われてるのに、開き直ってて図太いなぁ」という印象だった。 だが、それが終盤には主人公が自分の芯を持ったカッコいい人物に見えて良かった。 またコメディ風な作品というイメージで読み始めたが、会社内で起こるトラブルや問題についてしっかりと書かれていて共感しながら没入もできた。 一番好きなキャラは3代目社長かな。 主人公の未来が良くなることを願うばかり。 初めて読む作家さんだったが、面白い作品で満足!
  • 2026年4月18日
    星のように離れて雨のように散った
    4月18日読了。 島本さんの「明るめの作品」が読みたくて図書館で借りた。 女性の主人公が周りとの交流を通して、自分と向き合い変わっていく構成。 恋愛における細かい心情の描写や、宗教と神様の存在が印象的だった。 そして、それがこの作品の一番の特徴だと思う。 また『銀河鉄道の夜』や『ノルウェイの森』が物語に絡んできて(特に銀河鉄道の夜)そちらも読みたい。 正直、理解しきれないところもあったが、作中の言葉には勇気や気付きをもらえた。 P219「相手の意に添わなければ、相手を否定したことになると思っていた」という一文は個人的に刺さった。 自分を殺さず、向き合って対話をしていきたいと強く思う!
  • 2026年4月14日
    君が降る日
    君が降る日
    4月13日読了。 ふと島本作品が読みたくなり、本棚から取り出して読んだ。 島本さんの作品って読むのに「心の体力」を使うものが多い印象だけど、それでも読んでしまうから不思議。 特に「野ばら」がお気に入り。 島本さんが書く、思春期の女の子って良いなって改めて思った。
  • 2026年4月11日
    限定愛蔵版 ぼくのメジャースプーン
    4月11日、読了。 (愛蔵版を買ったが、読書は電子書籍で) 以前から気になっていてやっと読めた作品。 「復讐するとはどういうことなのか?」 「相手がどうなれば自分は満足なのか?」 色々な問いを与えら、考えさせられた作品。 ふみちゃんのために「闘う」ぼくの覚悟や姿に苦しくなる場面が多かっただけに(とても共感できる部分があって感情移入して読んでいた)、先生の最後の言葉にはとても救われた。 少し重い内容だけどもう一度読み返したいと思える素敵な作品。読めて良かった!
  • 2026年4月11日
    小説「映画ドラえもん のび太の月面探査記」
    4月5日、読了。 先月に『凍りのくじら』を読んだ流れで、辻村さんがドラえもんの映画の脚本をしているのを知り、この本を図書館で見つけて読み始めた。 小説と映画を並行して観て(読んで)いたが、小説の方に映画では描かれていない心理描写などがあり、小説を読むことで映画をより楽しめると感じた。 また、物語の展開やキャラの描き方から辻村さんがドラえもんが好きなんだと感じられたのも良かった。 本の表紙も好きなデザインで気に入った。
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