
DN/HP
@DN_HP
2026年7月20日
理由のない場所
イーユン・リー,
篠森ゆりこ
かつて読んだ
archive
ambient
16歳で自死した少年とその母親がある場所で交わす会話。それを「完璧」に書き残すための言葉についての議論、過去と現在、それに未来についても。悲しみや絶望、決定的でもう取り返しの付かない出来事が起きた後の日常。それを耐えるために作り出される、2人だけの会話のための場所。汚れのない白い床が続き、2人だけがいる。そんな光景を思い描きながら読んでいた。そこはとても静かだけれど、2人の会話を邪魔しないように、とても薄く音楽が流れているかもしれない。もしかしたら2人には聴こえず、その場所、会話を読んでいる者だけが気がつけるような、静かで美しい音楽。そんな想像をした。吉村弘の「MUSIC FOR NINE POST CARDS」を小さい音で再生する。彼女たちの会話にも寄り添っているような気がした。
🎶 吉村弘『MUSIC FOR NINE POST CARDS』










