どんぐりころすけ "夜と霧 新版" 2026年7月20日

夜と霧 新版
夜と霧 新版
ヴィクトール・E・フランクル,
池田香代子
感想というよりメモ。 自分がその立場になったらどう振る舞うか。 同調圧力ならまだしも生死がかかったその中で自分の正義を保てるのか、現代の平和な資本主義ゲームに身を置く自分でさえ膝まづいて演じてしまわないか。抵抗できるのか。抵抗できなかったら殺してくれ。でも、ここに自分の本旨がある気がする。誰にも奪えないもの。 未来に目的をおけるか。 核家族でなくなったこの世界に、人のつながりを拠り所にして未来の目的とできる人間がどれだけいるのか。 もっと大きな、大義が必要だ。 でも、現代は余白が少ない。 苦悩を先送りにしただけの人と、そうじゃない人の違いは、主語の大きさが違う。 著者は人類として見識を記している。人類としての大義を掲げられるか。境界を引くのはいつも自分自身。 主語が大きくなれば、個人は強くなるのかもしれない。 統治される未来、自治の概念を失った先に、本当の幸せはあるのか。 まとめると、 主語の大きさと、プライドが、その人たらしめる。 -------------- メモ 速記術を始めとしたその場のリアルな能力、人間自身の限界に挑むようなことは、少なくなってしまった。叡智とプライドを失いつつある。 抗える準備がない。
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