ひなこ "わたしの名は赤(下)新訳版" 2026年7月21日

ひなこ
ひなこ
@hnk927
2026年7月21日
わたしの名は赤(下)新訳版
わたしの名は赤(下)新訳版
オルハン・パムク,
Orhan Pamuk,
宮下遼
ようやく読み終わった!オスマン帝国のこともイスラム教のことも何にも知らないまま読んでたのであまり面白さが掴めず、何となく上巻読み終わったタイミングで挫折してしまっていた(それでも単純な文章の力だけで上巻読めてしまったのは恐るべし…)。 COTENRADIOを聴き始めてから不意に思い出して再チャレンジしたところ、面白すぎて、読み終わった上巻からもう一回読む羽目になってしまった。 何よりも、細密画(と細密画家達)とオスマン帝国(とオスマン帝国民達)が同じ構図で描かれ、読み進めるにつれその運命が示唆される展開が美しくて哀しい。 ここから産業革命、第一次世界大戦、トルコ革命が待ってると知ってる側からすると、この「落日」をピンポイントで切り取る舞台設定に痺れる。さすがはノーベル賞。読み応えすごかった。
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