
しおり
@Kaffee5888
2026年7月21日
死んだ山田と教室
金子玲介
読み終わった
今ちょうど、現実世界とリンクしてることがちょっとあって、結構しんどくなっちゃった。
話し言葉と出てくる人間が多くて「お?今誰が喋ってる?」となることは多かったけれど、その登場人物の多さが後半になるにつれ意味を持っていくというのがね良い構造だったな、と感じた。
死んだ人間って、次とか未来とかなくて取り残されていくんだよね。だからちゃんと「死に切らなければいけない」。お葬式とかお別れの儀式とかをやるのって遺された人間のためのものであって、ちゃんと終わりにしなきゃ双方のためにならないんだなって思う。お別れって必ずくるもので、やりたくないもので、認めたくなくて、終わらせたくないものだけれど、ちゃんとやらなきゃいけないんだ。
生きてる人間はこの先があって、ずっと留まることは「できない」。終わらせるのってしんどいよね、ほんとうに。つらい。居なくなった世界でも息ができて、生活が続いていって、忘れたわけじゃないけれどそれでも思い出すことが減って、それがちょっと申し訳なくなったりして、それすらも無くなって、そんな風に別れを繰り返していくんだなと思うと薄情にも思えるし、そうやって痛みを受け入れていっていずれ自分もちゃんと死ねるんだなって思った。誰かの死を受け入れられる様になったら、ようやく自分も死ねるんだろうな。








