たにこ "ヨシモトオノ" 2026年7月21日

たにこ
たにこ
@chico75_11427
2026年7月21日
ヨシモトオノ
ヨシモトオノ
吉本ばなな
吉本ばななさんってホラー書くの?!と思いながら読んでみたら、SF(少し不思議)なお話でした。 あとがきより、 この本はそういうものではなく、私が不思議を書くのであれば、「日常を生きている中で確かだったはずの世界に裂け目を見た、そしてそれは結果として、長い目で見たら人生に少しだけ光を与えることになった」というものであってほしいと思いました。(P211) どの短編も素敵なお話でした。 また読みたい。
たにこ
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@chico75_11427
印象に残った部分 深く入っていくとなにかの渦に取り込まれそうだった。この入り組んだ様々なものが交わってできている世界の中では、ストレートに期待できることはなにもない。夢の中の父の姿だっていつまでも見ていたかったけれど、それは慰めにしかならない。だから追ってはいけない。掘ってはいけない。私を誘う懐かしい過去の渦。そこには答えもないし布望もない。ただ魅力的で甘くて出て来れなくなるくらい心地がいいだけ。 それだけはわかって、私は勢いよくカーテンを開けた。少し窓も開けた。朝の光が部屋を照らし、新鮮な空気が細く入ってきた。今にいる。 太陽は最強だ、新鮮な空気も最強だ、そしてやはり今というものが何より最強なのだ。 ・・・・・とつぶやいたら私の気持ちはさまようのをやめ、大丈夫になった。(P42) 決して無理をしないで、自分にがまんをさせないで。 言うだけなら今だってそのときだってできた。問題は自然であるかどうか、とっさにそれが出てくるかどうかということなのだ。うそは必ず綻びを生む。(P71)
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