
DN/HP
@DN_HP
2026年7月21日
長い一日
滝口悠生
今作の主要というか滝口作品において重要人物である窓目くんが自身でもモデルになっていると思う(同じく滝口さんの)『「茄子の輝き』の人のことを考えはじめ」ればいつにまにか、直前に髪を切ってもらった美容師の草壁さんと行ったこともない島根のJR伯備線に乗っている「伯備線に乗って」という章も良いんだよな。滝口さんの書く電車の話はいつもちょっと幻想的でロマンティックな気もしてうっとりしちゃう。アンソロジー『鉄道小説』の「反対方向行き」とか『新潮』に載っていた「テレポートの軌道」とか。
で、そんな「窓外をずっと線路と並行するように川が流れていた」シーンに音楽を流すとしたら、草壁さんが「私は音楽はアンビエントとかドローンとかが好きなんですけど、」と言っていたから、Hinako Omoriの「Studies On A River」はどうだろうか。川からの連想というか、わたしが最近聴いていただけな気もするけど、結構良い感じになるのではないだろうか。






